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2022年3月3日マウスピース歯科矯正サービス「hanaravi」提供の「DRIPS」が1.2億円調達
2022年3月2日、株式会社DRIPSは、総額約1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
マウスピース歯科矯正サービス「hanaravi(ハナラビ)」を提供しています。
マウスピースによる歯列矯正を、提携院での診察・診断、マウスピースの製造、サポートまでワンストップで提供するサービスです。
クリニックでは口腔内の3Dスキャンを行い、精密な歯型を採取し、医師と方針を話しあいながら、マウスピースを作成します。
クリニックに来院するのは初期の無料相談と診察時のみとなっており、マウスピースは毎月自宅に送られてきます。
経過観察は2週間ごとにLINEで写真を送付して行い、なにか相談事についてもLINEから相談することができます。
今回の資金は、マウスピース製造技術の発展、提携院の拡大、マーケティング・PRの拡充、人材採用などに充当されます。
歯列矯正といえば、金属のワイヤーを歯に装着する方法を思い浮かべる方が多いかもしれません。
マウスピースによる矯正は日本ではまだ馴染みがないものの、従来の歯列矯正にないメリットがあるため、海外で普及してきている手法です。
メリットとしては、マウスピースが透明で装着していても目立たないこと、自分で取り外すことができること、清潔に保つことができること、食事制限がないことなどがあります。
マウスピース矯正は医療関係者でなくても行えるため、米国では自宅で歯列矯正が行えるという、医者要らずのサービスも登場しています。また、安価かつ手軽であることから業績を拡大し上場する企業も現れています。
もちろんこのような手軽なサービスは歯列矯正の成功率や出来栄えとトレードオフであるため、歯列矯正のクオリティアップのための開発が課題となっています。
マウスピース矯正サービスである「hanaravi」は、専門性の高い歯科医師と連携し、クリニックで診断を行うことでクオリティの高いマウスピース矯正を提供しています。
従来のワイヤーを使った歯列矯正よりも比較的安価で、また日常の煩わしさがないため、消費者への認知度が高まれば一気に普及していく可能性があります。
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