注目のスタートアップ

オリジナルIPのVRゲーム開発の「MyDearest」が資金調達

company

2022年2月28日、MyDearest株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

2021年6月30日には、総額9億円の資金調達の実施を発表しています。

MyDearestは、オリジナルIPのVRゲームを中心に開発するエンターテインメントスタートアップです。

代表作には『東京クロノス』・『ALTDEUS: Beyond Chronos』があります。

『ALTDEUS: Beyond Chronos』は、Oculus Quest2におけるローンチタイトルにも選出されたほか、ユーザー評価世界1(Road to VR調査)の獲得、VRゲームで歴代初となる「ファミ通・電撃アワード2020 アドベンチャー部門 最優秀賞」を受賞しています。

2022年には新作『DYSCHRONIA: Chronos Alternate』(対応機種:Meta Quest 2/Nintendo Switch)をリリースする予定です。

ゲームなどのエンターテインメントコンテンツでは、ユーザーを没入させる仕組みが重要となることが多々あります。

ゲームではレベルアップや、探索、収集などの要素がユーザーを没入させます。

こういった要素を他領域に応用するゲーミフィケーションがビジネスでも注目されていることもあり、詳しく調べたことのある人もいるかと思います。

VR(バーチャルリアリティ)は、その没入の究極の形であると考えられています。

クリエイターによって作られた世界にユーザー自身が入り、その世界をあたかも現実にいるかのように感じることができる。それがVRです。

そのためVRはゲームにとって非常に魅力的な媒体であり、様々な企業が新たなタイトルを開発しています。

VRゲームの普及は、VRデバイスの低廉化とそれに伴う普及とセットであると考えられるため、今後徐々にではあるものの、その市場は伸びていくことでしょう。

成長期に参入したほうがビジネスとしてリスクはないのかもしれませんが、VRゲームの黎明期であるからこそ、他企業が思いつく前に自らのアイデアを世に出すことができるというメリットもあります。

またVRコンテンツは注目度が高く、VRゲーム開発企業の知見を活用したいと考える他領域の要請も今後増えてくることでしょう。

プロダクトの開発には優秀な人材が必要となります。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ IP VR VRゲーム エンターテインメント ゲーム 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

スタートアップの資金調達や投資家の管理業務を効率化するプラットフォームを提供する「スマートラウンド」が資金調達
2025年4月3日、株式会社スマートラウンドは、資金調達を発表しました。 引受先は、あおぞら企業投資株式会社が運営するベンチャーデットファンド(あおぞらHYBRID3号投資事業有限責任組合)です。 ス…
ネイリストに直接予約できるアプリ提供の「ネイリー」が1.5億円調達
2019年10月8日、株式会社ネイリーは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ネイリストに直接予約できるアプリ「Nailie(ネイリー)」を提供しています。 ネイリストが投…
荷主企業・運送会社向け納入情報管理SaaS「ニューイット」を開発する「knewit」が5,300万円調達
2023年1月16日、株式会社knewitは、総額5,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 knewitは、荷主企業・運送会社向け納入情報管理SaaS「ニューイット」を開発しています。 …
防災備蓄共同保有プラットフォーム「あんしんストック」展開の「Laspy」が5,000万円調達
2022年1月28日、株式会社Laspyは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 防災備蓄共同保有プラットフォーム「あんしんストック」を展開しています。 災害備蓄においてスペース…
再エネ発電事業プラットフォームを展開する「Tensor Energy」が1億円調達
2025年3月4日、Tensor Energy株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、グロービス・キャピタル・パートナーズです。 Tensor Energyは、再生可能エ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集