注目のスタートアップ

D2C乳幼児向けフードブランド「the kindest」展開の「MiL」が資金調達

company

2022年2月22日、株式会社MiLは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、兵庫県・神戸市が出資するひょうご神戸スタートアップファンドです。

乳幼児向けフードのD2Cブランド「the kindest(カインデスト)」を展開しています。

5カ月~1歳半頃までの乳幼児に向け、小児科医、管理栄養士、シェフと共に開発した離乳食やキッズフードをサブスクリプションモデルで提供しています。

今回の資金は、商品企画・開発や、テクノロジーへの投資に充当します。

これにより、パーソナライズドされた顧客体験の実現と、卸先拡大を行います。

また、兵庫県・神戸市との連携を強化し、乳幼児期からの食育を応援するためのコンテンツや商品の提供、兵庫県生産者との連携による原材料の調達、製造拠点の開発も行います。

離乳食はより健康的な成長のために重要なものです。

成長にするに従って食べられるものも増え、必要とする栄養も増えていきます。

親は適切な栄養が含まれているか、適切な大きさ・形態にできているか、アレルギーがないかなど様々なことを考慮しながら離乳食を作る必要があります。

こういった課題から、現在ではレトルトのベビーフード・キッズフードも様々なものが販売されています。

MiLの「the kindest」は、そのベビーフード・キッズフードの領域において、ヘルスケアとエシカルに配慮したものをD2Cサブスクリプションモデルで提供していることを特徴としています。

離乳食を食べる時期はそう長くはないため、高単価なものでも手を出す顧客が多い他、重要な時期に高品質なものを食べさせたいというニーズがあります。

また、離乳食を作る時間を削減し、子供にかまってあげられる時間を作りたい親などにも利用されています。

少子化によって子供の人口は減少していくことが想定されていますが、時代の流れによって高単価なものを選ぶ消費者が増加しているため、今後の市場の推移に注目が必要です。

これからのプロダクト開発にはネットやSNSの活用は欠かせないでしょう。「冊子版創業手帳」では、ネットPRのノウハウや、ネット通販のはじめ方、SNSの活用方法など詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ D2C MiL キッズ サブスクリプション 乳幼児 兵庫県 子ども 子供 株式会社 神戸市 資金調達 離乳食 食品
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

人事・採用のパラレル・ワーカー・シェアリング・サービス運営の「コーナー」が「フリーランス協会」の「認定マッチング事業者」に採択
2021年3月22日、株式会社コーナーは、非営利支援団体一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(フリーランス協会)が運営する求人ステーションの「認定マッチング事業者」として…
「オリックス」が足場・仮設機材レンタル大手の「杉孝グループホールディングス」に出資
2020年12月14日、オリックス株式会社は、株式会社杉孝グループホールディングスの発行済み株式の過半数を取得することで合意したことを発表しました。 杉孝GHDは、足場機材を取り扱う株式会社杉孝を中核…
保険流通BPO事業やソリューション事業などを展開する保険DX企業「フィナンシャル・エージェンシー」が「東日本銀行地域企業活性化ファンド」からの出資受け入れ
2023年1月12日、株式会社フィナンシャル・エージェンシーは、「東日本銀行地域企業活性化投資事業有限責任組合」より出資を受けたことを発表しました。 フィナンシャル・エージェンシーは、AI、RPA、I…
中食プラットフォーム「TakeEats」提供の「ランプ」が1億円調達
2021年2月1日、株式会社ランプは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 飲食店向けテイクアウトの予約・決済サービス「TakeEats(テイクイーツ)」を運営しています。 初期費用・…
VR酔いを軽減するVR技術「VRun System」などVRシステムの開発を手掛ける「雪雲」が3.5億円調達
2022年7月20日、株式会社雪雲は、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 雪雲は、視覚情報と脳の認識のタイムラグなどによって引き起こされるVR酔いを軽減するVR技術「VRu…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集