注目のスタートアップ

音楽ライブ体験を最大化するアプリ「OTOAKA」運営の「ウォールオブデス」が資金調達

company

2022年1月25日、株式会社ウォールオブデスは、資金調達を実施したことを発表しました。

また、提供する「OTOAKA」において新機能「snack」をリリースしたことも併せて発表しました。

ウォールオブデスは、ライブ体験を最大化するiOSアプリ「OTOAKA」を提供しています。

アーティストのライブへの参加を記録・共有し、友達などとライブ予定や音楽性を共有することができるサービスです。

今回リリースした「snack」は、投げ銭をすることで、そのアーティストが好きな理由、もっとも好きな曲、ライブの特徴などを宣伝することができる機能です。

また「snack」が直接ライブ体験になるようなイベントも順次実施していきます。

イベントとしては、リクエストされた曲の演奏動画の投稿、ツアー場所のリクエストなどがあります。

ライブ・エンターテインメント市場は、消費の価値観が“体験”へとシフトしたことにあわせて拡大を続けてきました。

2019年には約6,300億円の市場規模となり、今後の成長が予測されていましたが、新型コロナウイルス感染症の流行により大きな打撃を受けました。

リアルでのイベントが開催できなくなりましたが、VRなどを活用したオンラインライブやYouTubeでの配信など新たな取り組みも増えています。

一方、CDの売れない時代においてライブイベントはアーティストにとって重要な収入源のひとつです。

直接のライブ収入だけでなくグッズの販売なども大きなものであるため、リアルイベントの開催は重要なものでした。

コロナ禍によってこのビジネスモデルが持続可能でないことがあらわになり、音楽業界では新たなモデルの構築が模索されています。

そのひとつとして、ファンとの関係性をさらに強固にすることが挙げられます。

アーティストの熱狂的なファンは、多くの場合自ら宣伝を行ってくれます。

またアーティストが活動を休止してしまうと、もう新たな音楽を聞けなくなるため、その活動を支援してくれるでしょう。

今回「OTOAKA」に実装された新機能「snack」は、このファンとアーティストの関係性を構築し、ファンには新たなライブ体験を、アーティストには新たな収入源を提供することを目的としています。

企業においてもこういったファンコミュニティの運営が進んでいます。。「冊子版創業手帳」では、創業期のネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ OTOAKA snack アーティスト アプリ ウォールオブデス エンターテインメント ライブ 共有 投げ銭 株式会社 記録 資金調達 音楽
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「太陽グループ」が小型ロケット専用の打ち上げサービスを展開する「スペースワン」に出資
2022年6月30日、太陽工業株式会社とTSP太陽株式会社は共同で、スペースワン株式会社に出資したことを発表しました。 スペースワンは、2018年に、キヤノン電子、IHIエアロスペース、清水建設、日本…
高速3Dプリンターを開発・製造・販売する「グーテンベルク」が3,000万円調達
2022年5月27日、株式会社グーテンベルクは、総額3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 グーテンベルクは、FFF式3Dプリンターを開発・製造・販売しています。 2022年6月から、…
動画を活用したインフォームドコンセント支援システム「MediOS」提供の「Contrea」が1.4億円調達
2021年11月16日、Contrea株式会社は、総額1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 動画を活用したインフォームドコンセント支援システム「MediOS (メディオス) 」を…
アパレルの定額制・組み合わせ自由の購入体験型サービス「WAGOON」が台湾で本格始動
2020年9月23日、株式会社WAGOONは、「WAGOON」のWebサービスを本格ローンチしたことを発表しました。 「WAGOON」は、台湾台北市で展開されている、アパレルの定額制・組み合わせ自由の…
沿線に点在する空き家をホテル客室に改修する「沿線まるごとホテル」に取り組む「沿線まるごと株式会社」が「JR東日本ローカルスタートアップ」から資金調達
2023年8月9日、沿線まるごと株式会社は、JR東日本グループのCVCのJR東日本スタートアップ株式会社が設立したJR東日本ローカルスタートアップ合同会社から出資を受けたことを発表しました。 沿線まる…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集