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在庫分析クラウドシステム「FULL KAITEN」提供の「フルカイテン」が2億円調達

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2022年1月6日、フルカイテン株式会社は、2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

在庫分析クラウドシステム「FULL KAITEN」を開発・提供しています。

日々更新される販売データ・在庫データをAIによって分析することで在庫の運用効率を向上させ、売上・粗利・キャッシュフローを最大化するサービスです。

今回の資金は、プロダクト開発と採用強化に充当されます。

ここ数年、小売業界は緩やかな増加傾向にありましたが、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響によって若干の減少に転じてしまいました。

日本の小売業界では、商品の開発競争が進んだ結果、質が良く低価格なモノによって飽和状態にあり、モノが売れない時代だといわれています。

そのため小売業界で利益を上げていくためには効率化を図ることが重要であるとの意識が高まってきました。

企業の利益を最大化するためには、在庫管理を徹底することが効果的であることが判明しています。

在庫管理が適切にできていれば、在庫の質・量が保たれ、不良在庫として無駄なコストが発生してしまったり、在庫が不足してしまうといったことが起きにくくなります。

在庫管理にはヒューマンエラーがつきものであるため、テクノロジーの活用による効率化は欠かせません。

また近年ではAI技術の進展もあり、データをもとにした複雑な分析も手軽に行えるようになっています。

デジタル時代において企業の利益を最大化させるためには、IoTなどのテクノロジーを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ 有望企業
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