注目のスタートアップ

ケニア発のマイクロ・ファイナンス・スタートアップ「HAKKI AFRICA」が資金調達

company

2020年4月16日、株式会社HAKKI AFRICAは、資金調達を実施したことを発表しました。

信用情報の存在しない貧困層の小規模事業者にも積極的に少額から融資を行う、マイクロ・ファイナンス事業を展開しています。

蓄積された独自のスコアリング・データベースを活用し、さらに大きな融資を行うシステムも構築しています。

また、格安フィーチャー・フォンからも利用できる機能からの即時申込みや、数秒での審査からモバイル・マネーへの送金も可能としています。

HAKKI AFRICAは、テクノロジーの導入により、アフリカの事業融資の金利を先進国並みの低金利にすることを目標としています。

マイクロ・ファイナンスとは、新興国・途上国の貧困層・低所得者を対象に、貧困を脱出するために行うビジネスに対して実行する小規模金融のことです。

貧困層への小規模融資の普及を行っていたグラミン銀行と創始者であるムハマド・ユヌス氏は功績が認められ、2006年にノーベル平和賞を受賞しました。

これにより、マイクロ・ファイナンスを行う機関がいくつも設立され、世界的に普及しました。

SDGs(持続可能な開発目標)はビジネス・チャンスとしてみられています。もちろん社会課題を解決しなくてはならないので、ハードルは高いのですが、意義のあるビジネスといえます。「冊子版創業手帳」では、様々な起業家のインタビューを掲載しています。先人の思考を知ることは、新たなビジネスの創造・成長にとって役に立つでしょう。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ HAKKI AFRICA アフリカ マイクロ・ファイナンス 株式会社 融資 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

中小型IT事業のM&Aとロールアップを行う事業投資会社「FUNDiT」が資金調達
2023年6月30日、株式会社FUNDiTは、NOW株式会社が運営するファンドと株式会社エアトリを引受先とする第三者割当増資を臨時株主総会で決定したことを発表しました。 FUNDiTは、IT領域での事…
超小型衛星開発の「アークエッジ・スペース」が4億円調達
2021年3月22日、株式会社アークエッジ・スペースは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 超小型人工衛星であるキューブサットを世界に先駆けて開発・運用に成功した東京大学航空宇宙工学専…
植物の高温・乾燥耐性を高めるバイオスティミュラント資材を開発する「アクプランタ」が8,000万円調達
2022年6月29日、アクプランタ株式会社は、総額約8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アクプランタは、植物をさまざまな環境ストレスから守るバイオスティミュラント資材を開発していま…
即時尿検査サービスを開発する「ユーリア」が1.2億円調達
2024年8月30日、株式会社ユーリアは、総額1億2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ユーリアは、即時尿検査サービスを開発しています。 独自のシート上のバイオマーカーに尿をかけ、それ…
精密積層造形メーカーの「BMF」が2,400万ドル調達
2023年8月18日、BMF Japan株式会社は、米・Boston Micro Fabrication(BMF)が、2,400万ドル(約35億円)の資金調達を行ったことを発表しました。 BMFは、2…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集