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タクシー相乗りアプリ提供の「NearMe」が3億円調達

2019年9月11日、株式会社NearMeは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。

タクシー相乗りアプリ「nearMe.(ニアミー)」や、独自のAIにより最適な送迎ルートを実現したシャトル・サービス「スマートシャトル」を提供しています。

「nearMe.」は、同じ方向に行きたい人とマッチングし、タクシーの相乗りができるサービスです。

アプリ内でメッセージのやり取りや、決済ができます。

株式会社NearMe CEO 髙原 幸一郎氏のコメント

今回のニュースにつきまして、株式会社NearMe CEO 髙原 幸一郎氏よりコメントが届きました!

髙原 幸一郎
シカゴ大学経営大学院卒。2001年SAPジャパンへ新卒入社。国内外の様々な業界の業務改革プロジェクトに従事。2012年楽天に入社。物流事業の立ち上げ、 海外M&A案件などをリード。その後、グループ会社の執行役員として日用品EC事業のP/Lマネジメントなどに従事。2015年からは米グループ会社の副社長/取締役としてPMIや事業開発、仏グループ会社CEOなどを歴任。2018年1月から現職。
ーこの事業を始めた経緯について教えてください。

髙原:きっかけは自分の原体験です。郊外に住んでいるため、駅からバスを利用しているのですが、バスを逃してタクシーで帰る事もしばしば。その際にタクシー乗り場が大行列なんて事もあり、そこで思いついたのが今回のサービスです。現段階では「相乗りタクシー」や「白タク」行為は法律上禁止されていますが、タクシーに乗る前に乗客同士をマッチングしてしまえばという発想から「nearMe.」を作りました。また、楽天というインターネット企業でスタートアップ事業に多く関われた経験も後押ししてくれました。このサービスは都心のタクシー行列解消だけでなく、地方での高齢化社会における「移動問題」の解決手段のひとつになるのではと思っています。

ー今回の資金調達について、どのような反響がありましたか?

髙原:思った以上に反響があります。単なる資金調達ではなく、移動問題や「相乗り」への期待の大きさを感じております。それに応えていけるよう事業を推進していきたいと思います。

ー今後どのような事業展開をしていきたいと考えているか、教えてください。

髙原:直近は、成田空港の往復をお得にドアツードアでいけるサービスを展開しておりますので、こちらの認知拡大と事業成長に注力してまいります。その後、観光地や地域内のシャトルに展開し、オリンピックなどの大型イベントや高齢者の免許返納後の移動問題など、地域の移動問題の解決に貢献していきたいと考えております。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI NearMe アプリ マッチング 資金調達
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