注目のスタートアップ

タンパク質由来の次世代繊維素材開発の「Spiber」が50億円調達!

company

2018年11月28日、Spiber株式会社は、総額50億円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、株式会社海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)などです。

クモ糸人工合成の研究成果を活用し、タンパク質由来の次世代繊維素材「QMONOS」を開発し、量産技術の確立に成功しています。

また、「QMONOS」の本格的な量産化に向け、発酵・精製プロセスを担うマザープラントとして、タイ国東部のラヨーン県に位置するイースタンシーボード工業団地に量産設備の建設を決定したことも発表しました。

Spiber株式会社 担当者のコメント

今回の資金調達について、Spiber株式会社の担当者よりコメントが届きました。

ー起業の経緯について教えてください。

2004年9月より慶應義塾大学先端生命科学研究所にてクモ糸人工合成の研究を開始しました。
これを事業化し、持続可能な次世代の基幹材料として期待されるタンパク質素材の産業化を目指して、現取締役兼代表執行役の関山は博士課程在学中の2007年9月に学生時代の仲間である菅原と共に当社を設立しました。

ー今回の資金調達の目的はなんでしょうか?

主に初の量産プラントとなるタイのプラント新設と鶴岡紡糸プラントの増強です。

ー今回の資金調達について、反響はありましたか?

多くのメディアに取り上げていただき、様々なお問い合わせを頂戴しております。
地球規模で意味のある貢献をするためのファーストステップとして、このプロジェクトに全力で取り組んでまいる所存です。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ 研究開発型ベンチャー
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

点検ロボット開発の「イクシス」が10億円調達
2019年3月27日、株式会社イクシスは、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 社会・産業インフラ・メンテナンスの点検ロボットを開発しています。 これまで、大手企業から橋梁点検、水中…
オープンソースプロジェクト向け報奨金サービス「IssueHunt」の運営元が1億円調達
2018年12月3日、BoostIO株式会社は、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オープンソースプロジェクト向けの報奨金サービス「IssueHunt(イシューハント)」や、プログラ…
イエバエを活用で有機廃棄物を肥料・飼料化の「ムスカ」が新経営陣発表
2019年3月7日、株式会社ムスカは、新たに経営陣に加わった2名を発表しました。 2019年1月30付けで、取締役/暫定COOとして元三井物産の安藤正英氏が就任します。 また、取締役就任候補者として元…
クラウド型RPAの「BizteX」が4億円調達!
平成30年8月7日、BizteX株式会社は、総額約4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 単純なルーティーン・ワークをソフトウェア・ロボットに覚えさせ自動化する RPA(Robotic Pro…
手術支援ロボット開発の「リバーフィールド」が11.5億円調達!
平成29年10月23日、リバーフィールド株式会社は、総額11億5000万円の資金調達の実施を発表しました。 東京工業大学での研究により得られた技術シーズを基に手術支援ロボット等を開発しています。 現在…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集