低コストで開発・運用も可能!創業時に検討したい「LINEミニアプリ」とは?
創業時にLINEミニアプリを準備しよう
LINEミニアプリをご存知ですか? 事業の運営に際してLINEミニアプリを活用することで、業務効率化の実現とより良い顧客体験が提供できるようになります。
今回は、LINEミニアプリを導入するメリットをご紹介します。
既にLINEミニアプリの導入を検討している方は、下記サイトよりお問い合わせください。
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この記事の目次
LINEミニアプリとは
LINEミニアプリとは、ユーザーがアプリをダウンロードしなくても「買い物」「予約」「注文」「健康管理」「エンターテインメント」など、生活のあらゆるサービスをLINE内で提供できるアプリプラットフォームです。
幅広い業種や規模の企業・店舗がLINEミニアプリを導入しており、累計20,000件以上(2025年1月時点) がリリースされています。
LINEミニアプリでできること
では、LINEミニアプリを導入すると、具体的にどのようなことができるのでしょうか。
LINEミニアプリを活用することで、企業は次のような効率的なサービスをLINE上で簡単に提供できるようになります。貴社のニーズに応じたものを実装し、ビジネスを加速させましょう。
小売業 | デジタル会員証 |
---|---|
デジタルクーポン | |
スタンプカード | |
オンラインショッピング | |
販促キャンペーン | |
飲食業 | 飲食店予約 |
店内注文 | |
テイクアウト注文 | |
デリバリー | |
旅行・交通 | ホテル・フライト予約 |
レンタカー予約 | |
乗り換え案内 | |
美容・ヘルスケア | ジム・美容院予約 |
処方箋送信 | |
健康管理 | |
オンライン診療 | |
教育・行政 | 学習塾・習い事予約 |
年賀状送信 | |
粗大ゴミ収集受付 | |
図書館利用カード | |
スポーツ・エンターテインメント | 待機列・チケット抽選予約 |
クラブチーム公式アプリ | |
テーマパーク施設案内 | |
ゲームアプリ |
LINEミニアプリの活用メリット
LINEミニアプリを活用すると、4つのメリットが得られます。
1.自社サービスの利用を促進できる
店舗に来店してくれたお客様に、ネイティブ(自社)アプリのダウンロードをお願いしても、通信環境やストレージ容量、アプリダウンロードの手間などを理由に断られてしまいがちです。
LINEヤフーの調査によると、65.7%のユーザーが手間やストレージ容量を懸念し、アプリダウンロードの案内を断っていることが明らかになっています。
しかし、LINEミニアプリの場合、スマホにLINEアプリさえダウンロードされていれば追加のアプリダウンロードは不要です。
もちろん、初回ダウンロード時に必要となることが多い面倒な会員登録の手間も省けます。このように、LINEミニアプリは手軽な方法で利用できるため、自社サービスの利用も促進しやすくなります。
2. LINE公式アカウントの友だちを増やせる
LINEミニアプリはLINE公式アカウントとの連携が可能です。「モバイルオーダー」や「順番待ち受付」などを使用してもらう際、企業や店舗のLINE公式アカウントを自然な流れで友だち追加できます。
※友だち追加には、ユーザーの同意が必要です
LINE公式アカウントとは、企業や店舗がLINE上で友だちになったユーザーに対して直接情報を配信できるビジネス向けのサービスです。
LINEミニアプリの導入により、LINE公式アカウントの友だち数を増やし、新商品情報やお得なクーポンを定期的に配信することで、再購入や再来店を促せます。
3. 利用データを取得できる
LINEミニアプリ内で取得したデータ は、LINE公式アカウントやLINE広告にも活用できます。例えば、以下のような活用事例が考えられます。
※利用できるデータはユーザー許諾取得済みの情報のみです
<データ活用の事例>
● 飲食店の場合、来店翌日のユーザーに対して、LINE公式アカウントからアンケートを送信したり、次回利用できるクーポンを提供する
● 小売業の場合、特定の商品を購入したユーザーに対して、LINE広告で関連商品を訴求する。または年齢や性別に基づいてセグメントし、ターゲット層に合わせた商品を訴求する
4. 低コストで導入できる
LINEミニアプリは、LINE上でサービスを実装できるため開発コストを抑えながら効率的にユーザーと接点を持つことができます。また、個別のOS対応が不要で、導入が容易です。開発方法にはパッケージ、委託開発、自社開発と3種類あり、目的や予算、リソースに応じて最適な方法を選択できます。
パッケージには多くの選択肢があるため、自社の目的やコストを元に最適なものを選択できます。
詳しくは「LINEミニアプリ パッケージ一覧」をご確認ください。
なお、LINEヤフー社はLINEミニアプリのパッケージ開発や委託開発を行っていない点にご注意ください。パッケージ開発や委託開発は提携パートナーにご確認ください。
LINEミニアプリの導入方法
LINEミニアプリは「パッケージ」「委託開発」「自社開発」の3つの方法で導入できます。
パッケージ
開発会社が提供しているパッケージを利用すれば、初期費用と月額費用を支払うだけで、自社の目的に合ったLINEミニアプリを簡単に導入できます。LINEミニアプリをすぐに導入したい場合は、特におすすめです。
委託開発
オリジナルのLINEミニアプリを開発したいけれど、社内にノウハウやリソースがない場合は委託開発がおすすめです。
認定委託開発企業、自社、自店の要望に応じて、認定委託開発企業が最適なサービス開発を行ってくれます。ただし、パッケージと比較すると費用、時間がかかる場合もあります。そのため、事業計画までにLINEミニアプリの開発が間に合うか、契約前に確認しておきましょう。
認定開発企業は「LINEミニアプリ 認定委託開発企業一覧 」をご確認ください。
自社開発
社内にLINEミニアプリ開発に詳しいエンジニアがいる場合、自社での開発が可能です。自社のサービスを深く理解したエンジニアが開発することで、より使いやすく、適切なものが実現できるでしょう。
詳しくは「【開発企業向け】LINEミニアプリのメリット、開発の流れ、相談窓口や開発企業の声」をご確認ください。
LINEミニアプリの活用事例
LINEミニアプリを活用している企業や店舗が、実際にどのように活用されているのか、具体的な事例は以下からご確認ください。
「LINEミニアプリ 企業・店舗の活用事例」を確認する
まとめ
LINEミニアプリは、業務効率化だけでなく、販売促進の強化にもつながる強力なツールです。特に、LINE公式アカウントの併用で、その効果はさらに高まります。
ありとあらゆる多様なLINEミニアプリがあるため、創業時に導入を検討する価値があります。LINEミニアプリの開発を検討している方は、以下サイトより詳細情報をご確認ください。
※2025年3月時点の情報です
(監修:
LINEヤフー株式会社)
(編集: 創業手帳編集部)