ホームページ作成費用は「制作費」と「維持費」で決まる

【第1回】創業者のためのホームページ基礎講座

(2017/09/26更新)

インターネットが広く普及している現代、ホームページを持っている企業は約9割にものぼります。しかし、できるだけ支出を抑えたい創業者のなかには、お金が掛かってしまいそうなイメージがあるホームページ制作は優先順位が下がってしまうかもしれません。

そこで今回は、そもそもホームページは本当に必要なのか、そして、実際にホームページ制作を検討する際の費用の相場について、格安ホームページ作成サービス「HOMEPAGESEED(ホームページシード)」を展開し、グループ全体で70,000社以上のホームページ制作実績を持つ「アイフラッグ・グループ」さんに解説していただきます。

アイフラッグ・グループ
1997年創業。現在に至るまで、20年以上ホームページの企画・構築・保守・運営サポートなど、開設したホームページの反響向上に繋げるためのサービスを提供する「IT支援」を軸に事業を展開している。
現在アイフラッグ・グループ全体で70,000社以上のホームページを作成。

約9割の企業がホームページを持っている

『平成28年通信利用動向調査』によると、ホームページを開設している企業は88%、開設していない企業が12%という調査結果が出ています。

ここからも分かる通り、ホームページを持っていることは企業にとって当たり前となりつつあるようです。

しかし一方で、約1割の企業が自社サービスのプロモーションなどにインターネットを活用していないともいえます。

「じゃあ、ホームページって必ずしも必要ない?」

そう思う方もいるかもしれません。
ですが、会社を運営していくことを考えると、ホームページが無いことで起こりうるデメリットに、後々頭を悩ませることがよく起こります。

ホームページが無いことで起こる3つのデメリット

情報発信がしづらい

ホームページの第一の役割はなんと言っても情報発信です。今ではホームページで簡単に企業名・連絡先・代表者名・事業内容・企業理念などをすぐに知ることができます。

そのため、ホームページが無い場合は、企業として伝えたいメッセージがあっても、それを正確に発信することがとても難しくなります。

ビジネスチャンスを逃してしまう

会社創業時には、交流会や営業先などに出向くなど、自社の情報を発信する機会は多く訪れます。
しかし、せっかく興味を持ってもらったとしても、ホームページを持っていないことでお客様はそれ以上の情報を深めることができず、ビジネスチャンスを逃してしまう可能性があります。

また、ライバル企業がホームページを持っている場合、ホームページが無い企業は信頼度を高めることができず、不利になることも多くあります。

ホームページがない企業は怪しいと思われる

「怪しい」というと極端な言い方かもしれませんが、実際に「ホームページがない企業は怪しい」で検索すると、90万件を超えるトピックスがヒットします。

つまり、ホームページが無いというだけで、人々が疑いの目を向ける可能性があるということです。

ホームページ作成費用は「制作費」と「維持費」に分けられる

起業初期のうちにホームページを作った方が良いというのは理解できると思いますが、ここで気になるのが「ホームページの費用」です。

体裁を気にしなければ、無料でホームページを作成できる場合がありますし、大企業のような規模の大きいホームページを作ろうと思えば、費用もそれだけ上がっていきます。

例えば、トヨタ自動車のホームページは約40,000ページありますが、これと同じ規模のものを制作する場合は、数億円規模になるでしょう。

このように、ホームページの費用は規模によって大きく変わりますが、料金の内訳は主に「制作費」と「維持費」に分かれます。

制作費

ページ構成、デザイン料、その他の機能などを追加することによって変化するものが「制作費」と呼ばれます。

ホームページの費用を大きく変化させる要因になるのがこの「制作費」です。

最近では無料でできるツールも色々出てきているので、Webやマーケティングの知識がある程度あり、時間に余裕のある方は自分で制作するという選択肢もあります。

しかし、企業ホームページを作成するのは想像以上に手間と時間がかかります。
ただでさえ忙しい創業期、経営者の時間は最も重要な資産です。事業活動に専念するためにも、ホームページ制作は信頼できるプロに相談するのが望ましいでしょう。

一般的なホームページであれば、制作会社に頼むと10〜30万円程度の制作費がかかります。

維持費

ホームページを一般公開するためには「サーバ」や、WEB上の住所にも例えられる「ドメイン」というものが必要です。
小規模事業者の場合、このサーバやドメインを専門の会社からレンタルして使うことが一般的です。このような、ホームページを公開し続けるためにかかる費用を「維持費」といいます。

制作会社に頼む場合、維持費の相場はだいたい月数千円程度でしょう。

自社の目的に合ったホームページを作ろう

制作費用は「高ければ良い」というものでもなければ、「安いから悪い」というものでもありません。
何よりも重要なのは「自社の目的に合ったホームページに出来上がるかどうか」です。
ホームページは、例えるなら自分が住む家と同じです。
家を探す時にも、料理が好きだから広いキッチンが良い、とか、デザイン性の高いおしゃれな家が良いなど、自分のこだわりがあると思います。

それと同じように、企業のこだわりや伝えたい情報をしっかり発信できるように、目的を持って作成することをおすすめします。

ホームページは、企業にとって大きな武器となります。
費用のほか、ホームページ制作に関してわからないことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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(監修:アイフラッグ・グループ)
(編集:創業手帳編集部)

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