コーディング?ディレクション?ホームページ費用の見積りに出てくる9用語を解説

【第2回】創業者のためのホームページ基礎講座

(2017/10/27更新)

今や企業に欠かせないホームページ。
しかし、いざ制作会社にお願いしようと相談すると、「コーディング費」や「ディレクション費」といった専門用語満載の見積書に「?」が浮かんでしまうことも。
もちろん、会社の顔となるホームページはしっかりと作り込むに越したことはありません。ですが、まず「どんな作業にいくら掛かっているか」を知っておくことで、不必要なお金を払わなくて済むことにも繋がり、制作会社とのやりとりもスムーズにできるようになります。

そこで今回は、見積書によく登場する項目とともに、それぞれの費用の相場について解説します。

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アイフラッグ・グループ
1997年創業。現在に至るまで、20年以上ホームページの企画・構築・保守・運営サポートなど、開設したホームページの反響向上に繋げるためのサービスを提供する「IT支援」を軸に事業を展開している。
現在アイフラッグ・グループ全体で70,000社以上のホームページを作成。

人を惹きつけるホームページを作る3つの要素

今やホームページは持っていて当たり前の時代です。無料で作成できるツールも多くあり、自身で作っている方もいることでしょう。しかし、知識や技術がない中で無理やり作ってしまったがために、せっかくの集客ツールを台無しにしていませんか?

人を惹きつける魅力的なホームページは、会社の信頼性をあげ、集客やPRに大きく貢献する力を持っています。では、人を惹きつけるホームページに欠かせない要素とは何でしょうか?

トップページのデザイン

まず初めに挙がるのは、表示されるトップページのデザインです。
商品のイメージに合ったデザインや興味を引くキャッチコピーは集客に大きな効果をもたらします。

ホームページの操作性

さらに、見た目と同じくらいに重要視されるのが、ホームページの操作性です。
思い通りのページや情報がスムーズに表示されないホームページは顧客にストレスを与えてしまいます。

掲載される情報の更新頻度

最後に、掲載される情報の更新頻度も大切な要素です。
常に新しい情報が飛び交うWebの世界では情報の鮮度も重要視されるので、コンテンツの更新にも気を配らなければなりません。

これらの要素が揃ったホームページは、お客様に愛されるブランドづくりに貢献してくれる、起業家の強い味方となるでしょう。

ITに詳しくない起業家にとって、これらを兼ね備えたホームページを作り、管理し続けるのは至難の技です。そこで、ホームページ制作会社に制作と管理をお願いする、という選択肢があります。
しかし、制作会社に相談しても専門用語が多すぎて訳がわからない……。ということもしばしば。そうならないためにも、まず基本的な用語だけは押さえておきましょう。

ホームページ制作会社の見積りに出てくる9用語と価格相場

ホームページの費用は規模によって大きく変わりますが、料金の内訳は主に
「ホームページを作成するための費用」と
「ホームページを維持するための費用」に分かれます。

それでは、この2つの費用について、制作会社の見積りによく出てくる用語と、それぞれの相場を見ていきましょう。

ホームページ作成のための費用

1.ディレクション費

「ディレクション費」とは、ホームページの構成や方向性を決める作業にかかる費用のことです。
ホームページ作成費用の中でも高額な割に内容がわかりづらいので、特に適正金額がイメージしづらいかもしれません。

ホームページ制作は、専門知識を持ったディレクターなどの担当者が、クライアントから希望するホームページのイメージや要望を聞き取るところから始まります。聞き取った内容を具体化し、アイデアを提示して方向性を定めていくので、「この作業がしっかりしている会社でなければホームページ作りは成功しない」と言っても良いくらいの重要な項目です。

「ディレクション費」は中規模の制作会社なら5~10万円、大手制作会社を利用するなら15万円以上が相場です。フリーランスなど個人で制作している会社に依頼すれば3万円ほどの場合もあります。

2.プランニング費

「ディレクション費」に含まれることが多い「プランニング費」は、決定した方向性を実現するためのプランを提案する費用のことです。

複雑な仕組みのホームページ作りでは、コンテンツやホームページの管理・運用方法までしっかり設計しておかなければいけません。大量のコンテンツの編集や管理を効率的に行う※CMSの導入の有無や、※SEO対策の検討、最近ではスタンダードになりつつあるスマートフォン対策など予算に合わせて組み込んでいきます。

「ディレクション費」「プランニング費」など、提案や相談にかかる費用は適正価格を見極めることが難しい項目なので、疑問がある場合は数社から見積もりを取ることも大切です。

※CMS:管理画面からテキストや画像を登録することで、HTMLを編集するスキルが無くてもホームページを更新することができるシステムのこと。

※SEO対策:検索エンジン(検索サイト)で、特定のキーワードで検索した際に上位に表示されるための対策のこと。

3.ページデザイン費

前述した通り、ホームページのデザインも、とても大切な要素です。見積書では、「ページデザイン費」と表記されることが多いです。

ページデザイン費は「トップページデザイン費」と「下層ページデザイン費」の2つに分かれており、金額は大きく異なります。他のページとは別にデザインされるトップページと、共通する部分が多い下層ページでは、デザインの複雑さや作業時間が違うので、ひとくくりに計算できないからです。

ページデザイン費の価格は、見積りを依頼する企業によって、バラつきが出やすい項目です。
トップページのデザインなら、中規模の制作会社で5~10万円ほど。個人への依頼なら3万円ほどで依頼可能でしょう。

大手制作会社や個人でも実績のあるデザイナーに依頼した場合は、15万円を超えることも珍しくありません。

トップページの半額ほどで作成できる下層ページは、ページ数により金額が加算されていきます。

4.コーディング費

ページデザインが完成したら、各ページをリンクさせ、切り替える機能を持たせる必要があります。それに対しての費用が「コーディング費」と「プログラミング費」と呼ばれるものです。

「コーディング費」とは、画面上の要素を個々に動作させるためのコードをHTMLファイルなどに書き出す費用のことで、制作会社に依頼するものが多く、ページ数により作業量は異なります。

価格の相場としては、例えば大手の制作会社に依頼した場合、15ページで30万円ほどかかることがあります。

5.プログラミング費

プログラミング費とは、画像の拡大や移動など、機能を拡張するためにJavaScriptなどの言語を使ってプログラムする費用のことです。

JavaScriptを使用するためには「JavaScript費」、メールフォームやカウンタの設定には「CGIプログラミング費」が中規模の制作会社で各々5万円ほど追加されることが多いです。

ちなみに、スマートフォン対応を決めている場合は「スマートフォン対策費」込みで見積もりを出してもらうと良いでしょう。

6.ライティング費

ホームページに欠かせないのが、充実したコンテンツです。そのために必要なのが、ホームページ内の記事やキャッチコピーの作成にかかる「ライティング費」です。

「ライティング費」は文字数で金額が決定され、10~15ページの相場は2万円前後になるでしょう。有料の写真などを使用したい場合は「素材購入費」として画像1点につき1000~3000円ほどの費用が追加されます。

また、用意した画像を切り抜きなどの加工をして使用する場合には別途「画像費」が必要になります。

ホームページを維持するためにかかる費用

ここまでホームページ制作の費用について解説してきましたが、もちろん「完成して終わり」ではありません。ホームページはWebに公開されたあとも、保守費用などの運営費が発生します。

7.サーバー保守費

ホームページは完成したらWebサーバーに転送して初めて公開されることになります。
無料のプロバイダもありますが、ビジネス用に使う場合はセキュリティ対策などに信頼のおける有料のレンタルサーバーなどを利用することが多いです。

見積書内に「サーバー保守費」という項目がありますが、これはレンタルサーバーに障害が起こった場合の対応や復旧を手助けしてくれるためのサポート費用です。

レンタルサーバーには、商用に欠かせないドメインの取得や管理費込みのもあるので、同時にドメインを取得しましょう。

8.ドメイン取得・管理費

ドメインとは、インターネット上の住所のようなもので、「https://www.●●●.co.jp」の「●●●.co.jp」部分のことです。
独自ドメインとは、その会社の独自のホームページアドレスのことを指します。

「ドメイン取得・管理費」と「サーバー保守費」の費用は、合わせて年間で2万円程度が相場です。最初の手続きは難しくありませんが、管理が不安な場合は依頼しましょう。

9.更新・運用費

出来上がったホームページを修正したいと思った時、実は、たった1文字修正を依頼しただけでも費用が発生します。

ホームページの更新といっても、数字だけの変更からページの追加まで多岐に渡ります。
数文字の変更なら500円くらいから、ページの追加となると数万円が請求されるので、「ホームページ更新費」はその都度見積りを出してもらいましょう。

前述しましたが、更新の多いホームページならCMSを導入しておくと、自分自身で修正・更新できる箇所が増えるので、コスト対策にもなります。

「運用費」については保守費用に含まれることが多く、障害が発生した時の対応やプログラムの更新などの費用になります。

保守や運用にかかる費用はホームページを持っている限り必要となり続けるので、軽く考えてはいけません。
例えば、費用が月に3000円だったとしても5年続けたら18万円も掛かってしまいます。制作会社と契約をするときには、制作費だけでなく、維持費にもしっかりと気を配りましょう。

「こだわりたい内容」を明確にしてホームページを作ろう

ホームページ作成の見積もりが高額になった場合、すべての項目を受け入れるのは難しいものです。そういう時は、「トップページのデザインなどお金をかけてもよいと思うもの」を優先し、こだわりのない部分はシンプルになるように相談していきましょう。
自分に合った見積もり金額になるはずです。

見積もり金額は、制作会社の規模や経験値(実績)等で左右されます。同じ制作内容でも金額は変わってきますので、その際はここで解説したものを参考にして、しっかり検討してくださいね。

費用のほか、ホームページ制作に関してわからないことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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【第1回】創業者のためのホームページ基礎講座
ホームページ作成費用は「制作費」と「維持費」で決まる

(監修:アイフラッグ・グループ)
(編集:創業手帳編集部)

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