起業後に良い人材を採用するコツ『DODA』木下学編集長 インタビュー

創業手帳

スタートアップ企業が知っておきたい昨今の転職事情&より良い人材を採用するコツ

いくら良い商品や良いサービスを持っていても、良い人材がいなければ会社は絶対に成長しない。人材こそが企業を発展させる鍵であり、少人数で経営を行うスタートアップであればなおさらのこと。そこで今回は、株式会社インテリジェンスが運営する転職情報サイト『DODA』で編集長を務める木下学氏に、昨今の転職事情や良い人材の見極め方、人材採用のコツについてお話を伺った。
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木下 学(きのした・まなぶ)
慶應義塾大学商学部卒業後、新卒にてインテリジェンス入社。事務派遣領域(現:派遣ディビジョン)で法人営業に従事し、マネジャー、紹介予定派遣事業推進責任者の経験を経て、2007年に人事部門の新卒・中途採用責任者となる。2009年より、人材紹介サービスを手掛けるキャリアディビジョンにて関西地区の責任者、および部門人事の責任者に従事し、2012年10月にDODA編集長に就任。現在に至る。

ーまず最初に、ここ数年の転職市場の動向について教えていただけますか?

木下:求人はリーマンショックでかなり減り、そこからじわりじわりと増えていき、安倍政権に代わった頃から右肩上がりの角度が急になってきてちょうど一年が経つという状況です。企業はこれまで数々の苦い経験をしてきたので最初は求人を出すことに抵抗がありましたが、徐々に積極的になってきました。

求職者も、求人の伸びと同じように一気に増加しています。ただ最近は、「どうしても転職したい」という方ばかりでなく、「いいところがあれば転職したい」という求職者が増えてきたので、求職者の伸びに比べて実際の転職者数は緩やかな右肩上がり。今は求人も求職者も多いので転職市場が活況なのは確かですが、企業の採用難易度は非常に高くなっています。

ー他に特徴はありますか?

木下:昔に比べて年齢層が広がりましたよね。以前は20代後半で転職を考えるのが主流だったのが、最近はどんどん年次が高まってきています。また、リーマンショックの頃に社会人になった世代は一度も好況を知らないまま働いてきましたが、今ならもっといい会社にいけるかもしれないということで動く人も出てきた。

もう1つの特徴としては、女性が増えたことが挙げられます。一生働ける仕事を探しているキャリア志向の20代女性の登録は非常に多い。企業も女性を積極採用しているので、それも相まって活気づいています。

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