ChatGPT以外の生成AIツールは何を使っている?よく使われる生成AIツールを調査!
ChatGPT以外にも、いくつかの生成AIツールを使用していることが判明。中には2つ以上使いこなしている人も。
昨今、ChatGPTは様々なニュースやネットなどのメディアに取り上げられてよくその名を聞くようになりましたが、ChatGPTは生成AIの一部であり、他のツールにおいても様々な生成AIツールが開発されています。
例えば、ネット検索の最大手Googleにおいては「Google Bard」を2023年5月に日本でリリースしています。
また最近話題になっている生成AIとしてはマイクロソフト社が手掛けている「Microsoft 365 Copilot(コパイロット)」があります。
他にも日々生成AIに関するツールはリリースされていますが、実際にどのくらい使用されているのでしょうか。
起業家・経営者向けメディアである創業手帳では、会員を対象に10/25から10/29までの5日間、ChatGPT以外の生成AIツールの使用についての独自アンケートを実施しました。
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この記事の目次
ChatGPT以外の生成AIツールだと「Bing(ビング)」の使用が最多
まずはChatGPT以外に「Bing(ビング)」「Google Bard(グーグルバード)」「Microsoft 365 Copilot(コパイロット)」の使用について質問してみたところ、352件の回答があり、6割ぐらいの人がChatGPT以外の生成AIも使用している事がわかりました。
そのうち「Bing(ビング)」が226件、「Google Bard(グーグルバード)」が124件、「Microsoft 365 Copilot(コパイロット)」が65件という結果になり、アンケート回答の総数562件に対して、約40%の人が「Bing(ビング)」も使用していることがわかります。
また2つ以上の生成AIを使用している回答数は82件で、「Bing(ビング), Google Bard(グーグルバード)」が40件、「Microsoft 365 Copilot(コパイロット), Bing(ビング), Google Bard(グーグルバード)」3つとも使用している人の回答が20件ありました。
他に「その他」のツールを使用されているという回答も146件あり、どのようなツールを使っているのか聞いてみたところ、「Adobe Firefly」や「Stable Diffusion」、「Canva」などの画像生成AIツールなどのほか、LINEの「AIチャットくん」が資料に使う文章のたたき台にするのに、普段LINEを使っているのと同じ要領で、手軽に使えるのが便利という声もあがりました。
画像生成AIは、イラストが書けない人であってもテキストでイメージを伝えるだけで、それなりの画像を作り上げてくれるため非常に便利なツールです。
また最新のChatGPT-4Vにおいては、画像をアップロードし解析してもらうことで、その商品がどこのメーカーのものなのかまで判断できるようになっています。
このように、生成AIはテキストのみならず、画像や音声といった領域までにも対応しはじめており、これらを活用するか否かが今後のビジネスの発展に大きく関わっていくでしょう。
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また、ChatGPT以外の画像生成AIについてもいくつかご紹介しています。実際にいくつかの画像生成AIで作った画像を並べ、クイズ形式での出題も。
ChatGPTや生成AIについてまだ知識がない人にとっても、使うきっかけになればと思って作成しているガイドブックなので、是非この本を読みながら、実際にこれら生成AIを使ってみてください。