防音ボックスを設置してリモートワークを快適に!自宅で仕事を頑張る社員のためにできること

創業手帳

自宅に防音ボックスを設置することで快適なリモートワークができる理由とは

防音ボックス
新型コロナウイルス感染症による影響で社員をリモートワークにシフトさせる企業が急速に増加しました。

しかし、リモートワークだと

  • 集中できる個室の確保が難しい
  • 他の家族とビデオ会議がかぶってしまう
  • 子どもが騒いだり泣いたりしてしまう

このような悩みを抱える社員も増えています。リモートワークは集中しにくいという人も多いです。その原因は静かな空間が確保されていないから。

仕事や打ち合わせに集中できる空間が保てないとなると、営業職であればクライアントとの商談に影響が出てしまい会社の売上に直結してくることも。それは会社としても大損失になりかねません。

そこで今回は、自宅で使える防音ボックスをご紹介します。防音ボックスを設置すれば、快適なリモートワークが可能。
防音ボックスのスペースが確保できない場合での対応についても、解説していきます。

この記事を読めば、自宅でのリモートワークも集中できるようになります。

創業手帳別冊版「リモートワーク手帳」ではリモートワーク導入をどのように進めればいいかのヒントになるような内容が満載!無料でお届けいたしますのであわせてご活用ください。

※この記事を書いている「創業手帳」ではさらに充実した情報を分厚い「創業手帳・印刷版」でも解説しています。無料でもらえるので取り寄せしてみてください

防音ボックスとは

防音ボックスとは
防音ボックスとは、個室のような空間を確保したり、周りとの空間を遮ったりして、集中できる環境を確保するものです。

まるで電話ボックスのような大きなものから、デスクの上で使えるコンパクトな折り畳み式のものまでさまざまな種類があります。

周囲からの音の影響を低減しますので、仕事や打ち合わせに集中することができます。

リモートワークがしたいけれど、個室の確保が難しい方、家族や子どもも在宅されている方、集中できる空間を作りたい方には、防音ボックスがおすすめです。

防音ボックスを設置するメリット

防音ボックスを設置するメリット
防音ボックスを設置する主なメリットは以下の3つです。

  • クライアントや社内に迷惑がかからない
  • 集中して仕事ができる
  • 家族にも迷惑がかからない

それぞれを解説します。

クライアントや社内に迷惑がかからない

自宅でのリモートワークで困るのが、家族の声や物音、家電の音、屋外の騒音。自宅で発生する音がうるさくて、クライアントや社内との打ち合わせで迷惑がかかってしまうことです。

子どもの泣き声や遊ぶ声は、笑って許してくれる人も多いでしょう。でも、お互いの声が聞こえにくく、ビデオ会議がはかどらないことも。

自宅に家族がいると、機密性の高い情報や社外秘の情報も話題にしにくいです。

防音ボックスがあれば、周囲の音を遮ってくれるのでビデオ会議も快適に。クライアントや社内との打ち合わせもスムーズに進みます。

集中して仕事ができる

防音ボックスがあれば、周囲の音や空間を遮って集中して仕事ができます。

自宅でのリモートワークがやりにくい理由のひとつが、家族の生活音が遮れないからです。

子どもの遊ぶ声がしたり、家事の音が聞こえたり、他の家族もビデオ会議をすることがあったりします。

いろいろな生活音が聞こえてくるので、自分の仕事や打ち合わせに集中できません。

防音ボックスがあれば、周囲の音を10~30dbほど低減してくれます。周囲の声や物音が聞こえにくくなるので、仕事に集中しやすくなります。

家族にも迷惑がかからない

自宅でリモートワークをしていると、家族同士がお互いに気を使ってしまいます。声や物音が立たないようにしたり、子どもが泣いてしまったりと、自分だけでなく家族にもストレスがかかっているからです。

自宅は自分だけの空間ではありません。他の家族も仕事や勉強、家事などで忙しいのです。

防音ボックスがあれば、家族との空間を遮り、声や物音が響いても聞こえにくくなります。家族にストレスを与えることなく、リモートワークを続けることができます。

防音ボックス6選

防音ボックス6選
リモートワークに最適な防音ボックスをご紹介します。リモートワークに集中できる環境を自宅に作りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

おてがるーむ

おてがるーむ

おてがるーむは、中低音域の音を吸音する素材を使用した組み立て式の防音ボックスです。段ボールを利用しているので、重量が軽く工事も不要です。

周囲の音を平均で15dB程の軽減が可能。換気口や配線穴、LEDライト、テーブルもあるので、自宅でも集中できる環境を手軽に実現できます。

白基調のアンティークホワイトと落ち着いた色合いのビターブラウンの2色が選べるので、自宅の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

重さ:約50kg
値段:198,000円(税込)
サイズ:W91.5cm×D121cm×H194cm

 

アビテックス セフィーネNS 1.2畳

アビテックス

YAMAHAが提供する本格的な防音ボックスです。重量が320kgもあるため手軽に設置することはできませんが、建物を傷つけない組み立て式です。

遮音性能がDr-35(音を35db低減)ありますので、周囲の音を遮って落ち着いて仕事ができます。1.2畳サイズなら、幅1000mmの机が設置できて快適です。

重さ:320kg
値段:748,000円 (税込)運送・組立費別途
サイズ:W144.3cm×D144.3cm×H206.9cm

OTODASUⅡ WORKS

OTODASUⅡ WORKS

OTODASUⅡ WORKSは。高い吸音性能と手軽な価格を実現した防音ボックスです。

簡単な組み立て式なので、自宅でのリモートワークに最適。幅1,000mm、横幅450mmの専用のデスクもついているので、デスクトップPCを置いてもスペースは十分です。

吸音材で防音効果を高めたOTODASUⅡ WORKSなら、平均で約-25dBの減少効果があります。ホワイトボードやLED、通気口もあるので、自宅でも快適なリモートワークを実現できます。

重さ:約30kg
値段:204,900円 (税込)
サイズ:W124.0cm×D124.0cm×H191.2cm

 

音守

音守

組み立てが簡単ながら、個室空間を実現できるのが音守です。吸音素材がついているので、防音効果が高く集中して仕事ができます。

LEDの室内灯や換気ファンも装備、簡易的なデスクもついているので、快適なリモートワークが実現できます。

平均で-23dB軽減の防音効果があります。

重さ:30.5kg
値段:240,900円 (税込)
サイズ:W91.5cm×D121cm×H194cm

 

ライトルーム LLサイズ

ライトルーム

ライトルーム LLサイズは、組み立て式で手軽に設置できる防音ボックスです。W90cmまでの机を中に置くこともでき、-15db相当の遮音効果があります。

完全な防音効果はありませんが、周囲の音や空間を遮ってくれますので、集中しやすい環境が手軽に作れます。

大きな防音ボックスは設置できないけれど、できるだけ個室空間を確保したいという方におすすめです。

重さ:約30kg
値段:162,800円 (税込)
サイズ:W120.0cm×D135.0cm×H287.0cm

 

だんぼっち

だんぼっち

手軽なお値段で個室空間を確保したい方には、だんぼっちがおすすめです。段ボール製の防音ボックスで、特殊な加工で耐久性を高めています。

個室空間を作れますので、集中して仕事ができます。中にはパソコンが置けるテーブルがあったり、電源ケーブルの引き込み口があったり、換気ダクトもあったりします。

段ボールはもともと防音に優れているので、防音ボックスにはうってつけの素材。

できるだけ安く個室空間を実現したい方には、だんぼっちがおすすめです。

重さ:39.04kg
値段:75,900円(税込)
サイズ:W80.0cm×D110.0cm×H164.0cm

 

個室型フォンブース「Kolo」


このコロナ禍の現状でリモートワークを実施しているが、いずれは出社に戻るだろうから、家に常時防音ルームの設置は必要ない。しかし、現状室内に個室空間がなくて困っているという方には、個室型フォンブース「Kolo」がおすすめです。

株式会社クラスでは家具・家電のサブスクリプションサービスCLAS(クラス)を運営しており、個室型フォンブース「Kolo」もレンタルとしてお申し込みが可能です。

一定期間のレンタル後は、買取・返却・継続してレンタルのいずれか選択できるので、お試しで設置してみたい方にもぴったりです。

個室型フォンブース「Kolo」の特徴として、遮音設定や吸音設計はもちろんのこと、人感センサー・調光機能付きのLED照明を搭載し、電源2口・USB端子2口を標準装備

快適な空間で仕事を進めることができるので、お試しで導入してみるのはいかがでしょうか。

重さ:278kg
値段:月額 31,900 円 (税込)/*3ヶ月限定トライアルプラン価格
サイズ:外形:W1,000×D1,000(1,057)×H2,410
※() 内ハンドル含む
※高さはアジャスター含む

創業期の3人規模のオフィス家具なら月額14,400円でOK!
株式会社クラスの家具・家電サブスクリプションについて気になる方はこちらもあわせてお読みください
創業期のオフィス作りの最適解!注目の家具サブスクリプション

リモートワークで気にすべき音の種類

リモートワークで気にすべき音の種類

自宅でリモートワークをする際には、気にすべき音がいろいろとあります。仕事に集中したり、打ち合わせで迷惑をかけないためにも音の発生には注意しましょう。

リモートワークで気にすべき音は以下の通りです。

  • 子どもの遊ぶ声や泣き声
  • 家族の足音や物音、話し声
  • 他の家族のビデオ会議
  • テレビや掃除機など家電の音
  • 外からの騒音(車や工事の音)
  • 雨や風などの天候に関する音
  • ペットの鳴き声

どれも普段ならあまり気にならない音が多いかもしれません。でも、自宅でのリモートワークとなると気になって集中できなくなる人が多いです。

また、周囲の音だけではなく、自分がリモートワークで発する音も家族にとっては迷惑であることも。

こうした音のストレスを軽減するためにも防音対策はしっかりと行っておきましょう。

防音ボックスが置けない場合の対策方法

防音ボックスがおけない場合の対策方法
自宅のスペースや予算の問題から防音ボックスが置けない場合もあるでしょう。そんな時は他の対策を検討してみましょう。

防音ボックスが置けない場合の主な対策は以下の4つです。

  • 防音マット
  • パーティション
  • 防音カーテン
  • イヤホンの変更

それぞれを解説します。

  

防音マット

防音マットを使うことでも、ある程度の防音効果が得られます。室内に響く音を軽減したり、足音や物音の発生を和らげます。マンションやアパートにお住いの方なら、下の階に振動が響くのも抑えられます。

防音マットが用意できない場合は、カーペットやラグを使うだけでも音の発生を軽減できます。厚みがあったり、毛足が長いカーペットやラグにすることで、音が発生したり響いたりする効果が高まります。

パーテーション

パーティションを使って間仕切ることでも、ある程度の音を抑える効果が得られます。空間が遮られることによって集中しやすい効果も得られるでしょう。

パーティションなら不要の際に片付けたり、間仕切るスペースを変えられるので便利。

吸音効果のあるパーティションも販売されていますので、防音ボックスの設置が難しい場合は検討してみましょう。

防音カーテン

防音効果のあるカーテンも販売されています。外部からの音や室内の音の響きを低減することができます。

カーテンで音を遮るだけではなく、防音素材のカーテンが音を吸収したり、音の響きを抑えたりする効果が得られます。

窓だけではなく、部屋の間仕切り代わりに防音カーテンを活用することもおすすめ。

防音ボックスの設置が難しい場合は、防音カーテンにすることでも静かで集中しやすい環境が作れます。

イヤホンの変更

イヤホンを変更することで、音が気にならずに集中できるようになる場合もあります。おすすめなのはノイズキャンセリング機能付きのイヤホンです。

ノイズキャンセリングとは、イヤホン自体がノイズのような音をあえて発生させて、周囲のノイズを打ち消してくれるというもの。結果的にイヤホンから聞こえる音声だけがクリアに聞こえるようになります。

自宅に防音ボックスやパーティションを置けない方も多いので、ぜひ検討してみてください。

ノイズキャンセル機能付きのイヤホンは、自宅での作業はもちろん、オフィスやカフェでも活躍してくれるので、快適なリモートワークをしたい方はぜひ揃えておきたいグッズです。

まとめ 防音ボックスでリモートワークを快適に

まとめ 防音ボックスでリモートワークを快適に
今回は自宅でのリモートワークを快適にするための防音ボックスを紹介しました。リモートワークで仕事をしている社員の中で、

  • 自宅での仕事個室の確保が難しい
  • 家族の声や物音が気になって集中できない
  • クライアントや社内の人に迷惑をかけたくない

などの悩みがある場合は、防音ボックスなどの防音対策を個人ではなく会社として検討してみてはいかがでしょうか。

防音ボックスがあれば、密閉された静かな空間を確保できます。家族にも迷惑をかけず、落ち着いて仕事や打ち合わせに集中することが可能。

予算やスペースの確保が難しい方は、防音ボックス以外の対策も検討してみましょう。

創業手帳では、起業や創業をする方に向けて無料の冊子を配布中。『創業手帳』を入手すれば、資金のこと、申請や手続きのこと、マーケティングのことなど事業を軌道に乗せるために必要な情報がすべてわかります。

また別冊版の「リモートワーク手帳」では、リモートワークの注意点などを専門家にインタビュー。導入するために必要なことなどをまるごと掲載していますのであわせてご活用ください。無料でお届けします。

関連記事
【比較】法人プリペイドカード5選『それぞれのメリットと選ぶためのポイント』
電子契約サービスのおすすめ10選!導入前におさえておくべきメリット・デメリットも解説

(編集:創業手帳編集部)

創業手帳
この記事に関連するタグ
創業時に役立つサービス特集
このカテゴリーでみんなが読んでいる記事
カテゴリーから記事を探す