創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2026年4月20日小規模分散型水循環システムを手がける「WOTA」が資金調達

2026年4月17日、WOTA株式会社は、資金調達を発表しました。
WOTAは、小規模分散型水循環システムと、それを実現する水処理自律制御技術を開発しています。
すでに2つの商品を上市し、災害時の断水における応急的な水利用の実現や、公衆衛生の向上に貢献しています。
また、2025年6月に、全国の自治体を対象とした「分散型水循環システム導入ファンド(Water 2040 Fund)」を設立しています。このファンドでは、人口減少や管路老朽化といった課題に直面する自治体に対し、計画策定から、ファイナンス、運用管理までを一貫して中長期的に支援し、持続可能で強靱な水インフラ構築の後押しを目指しています。
世界的な気候変動の影響により、各地で干ばつや猛暑が深刻化し、水不足に直面する地域が拡大しています。水は人間が生活する上で必要不可欠な資源です。水不足が深刻化すれば水資源を巡る紛争に発展する可能性もあります。
今後はさらに状況が悪化すると見込まれており、2050年には世界人口約97億人のうち半数が水不足に陥り、4人に1人が慢性的な水不足の影響を受けると予測されています。
こうした課題に対応するには、テクノロジーを活用した新たなアプローチが重要です。たとえば、生活排水の再利用や水循環システムの導入は、多様な環境で水不足を緩和する可能性を持っています。
このような背景のもと、WOTAは人間が使用した排水を再び利用可能な水へと変換する「小規模分散型水循環システム」により、水不足や環境汚染といった水に関する構造的な課題の解決に取り組んでいます。
国内では、水インフラの多くが老朽化の危機に瀕しています。一方で、人口減少によって水需要が減り、料金収入が100%に満たない自治体が存在しています。特に中小自治体は更新投資が困難であり、水インフラに関する地域間格差が拡大しています。
こうした問題に対し、「分散型水循環システム導入ファンド(Water 2040 Fund)」では、上下水道事業の財政負担が特に大きな地域において、分散型水循環システムの社会実装を進めています。
シリーズ累計発行部数280万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、資金調達方法や補助金・助成金制度など、創業期をサポートするためのさまざまな情報を提供しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | WOTA インフラ 資源 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年10月2日、国土交通省は、「令和5年度インフラDX大賞」の募集について発表しました。 国土交通省は、建設現場の生産性向上を目指した「i-Construction」の取り組みを進めていますが、…
2025年10月15日、株式会社Space Quartersは、総額7億5000万円の資金調達を発表しました。 Space Quartersは、軌道上や月面でのインフラとなる大型構造物を施工する宇宙建…
経済産業省資源エネルギー庁は、令和7年度第2回「地熱発電理解促進事業費補助金」に係る補助事業者の公募について発表しました。 地熱発電の導入を目的として地熱資源開発をしている又は今後地熱資源開発を予定し…
株式会社アストロスケールホールディングスは、株式会社みずほ銀行と、総額30億円の融資契約を締結したことを発表しました。 アストロスケールホールディングスは、スペースデブリ(宇宙ごみ)除去など、軌道上サ…
農林水産省は、「国内肥料資源利用拡大対策事業のうち国内肥料資源活用総合支援事業」の第4次公募について発表しました。 作物生産において必要不可欠な農業資材の一つである肥料については、その原料の多くを海外…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
