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傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する「Nature Innovation Group」が3.5億円調達

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2025年10月23日、株式会社Nature Innovation Groupは、3億5000万円の資金調達を発表しました。

引受先は、日本テレビホールディングス株式会社です。

Nature Innovation Groupは、傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営しています。

202510月現在、アプリ登録者数は80万人に達し、2000か所以上のスポットを展開しています。

今後、経済性と社会的インパクトの両立を図りながら「アイカサ」のサービス拡大を進めます。

今回調達した資金は、関東や関西を中心としたスポットの拡充(3年で3倍以上)や人材採用に活用します。

また、日本テレビと共同で広告付き傘の連動キャンペーンなどに取り組み、使い捨て傘ゼロの実現を目指します。


ビニール傘はコンビニやドラッグストアなどで広く販売されており、急な雨に対応するために利用されます。一方で、紛失や破損によって破棄されることが多く、傘の年間消費量のうちビニール傘は過半数以上を占めるとされています。

またビニール傘は、ビニールや金属など多様な素材で構成されており、分別が手間であるためリサイクルが進まないという問題も抱えています。

この使い捨て傘の課題を解決するため、Nature Innovation Groupは耐久性のある傘を共同利用する傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営しています。

2025年7月には、晴雨兼用の折りたたみ日傘のシェアリングも開始し、雨の日も晴れの日も快適に過ごせる社会の実現を目指しています。

事業の大きな成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ESG Nature Innovation Group SDGs アイカサ サーキュラーエコノミー シェアリングエコノミー シェアリングサービス ビニール傘 プラごみ 使い捨て傘 天候 天気 廃棄 日傘 日本テレビ 日本テレビホールディングス 株式会社 環境対策 資金調達
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