創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年5月20日企業のAI開発・導入における社内監査を自動化するAIエージェントを開発する「プライバシーテック」が7400万円調達

2025年5月20日、株式会社プライバシーテックは、総額7400万円の資金調達を発表しました。
プライバシーテックは、企業のAI開発・導入における社内監査を自動化するAIエージェント「PrivacyTech GRoW-VA(グロウヴァ)」を開発しています。
企業のAI開発・導入やパーソナルデータ利活用の際に懸念されるリスク(AIガバナンス・プライバシー保護など)と対応策の検討をAIエージェントがスピーディかつ高精度に支援するサービスです。
今回調達した資金は、AI・プロダクト開発、コンテンツ連携・パートナー連携強化に活用します。
国内ではさまざまな業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが加速しています。
DXとは、テクノロジーやデータを活用して業務やビジネスモデルを変革し、企業としての競争力を高めていく取り組みのことです。テクノロジーの進化が著しい現在、DXは企業の持続的な成長に欠かせないものとして注目されています。
ただし、テクノロジーやデータを活用する上では、セキュリティ面での課題も無視できません。
たとえば、企業が保有するさまざまなデータを活用すれば、新たな価値の創出につながりますが、実際には個人情報保護法などの法規制への対応が不可欠であり、データ利活用には高いハードルが存在しています。
このような背景のもと、プライバシーテックは、AI開発・導入やデータ利活用におけるコンプライアンス対応などの監査を自動化するAIエージェントを開発しています。
適切なセキュリティの構築ができず顧客や社会に損害を与えてしまうと大きな損失となるため、セキュリティ対策はコストと捉えるのではなく、事業活動・成長に必須のものと位置づけ、投資と捉えることが重要だと経済産業省は示しています。「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期に実施できるセキュリティ対策について詳しく伺っています。
また、適切なシステムを構築するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、さまざまな資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI AIエージェント AI開発 BtoB エージェント プライバシーテック 企業 導入 株式会社 監査 自動化 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年9月26日、バフェットコード株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 バフェットコードは、企業分析SaaS「バフェット・コード」を開発・運営しています。 EDINETやコーポレート…
2022年11月30日、株式会社Jiteraは、総額約3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Jitera」のβ版と、テクニカルサポートプランの提供を開始したことも併せて発…
2025年1月29日、株式会社パートナープロップは、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は9億円超となります。 パートナープロップは、パートナー関係管理システム(P…
2023年6月1日、株式会社NEXT STAGEは、資金調達を実施したことを発表しました。 NEXT STAGEは、ヒンシツアナリティクスクラウド「QualiZ(クオリツ)」を提供しています。 住宅の…
2020年3月26日、ケイスリー株式会社は、総額1億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 先端技術を取り入れた社会的インパクト・マネジメントや、成果連動型官民連携など(ソーシャル・イ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…