注目のスタートアップ

クラウド型倉庫在庫管理システム「W3」を中心に物流のDXを推進する「ダイアログ」が5.5億円調達

company

2024年12月9日、株式会社ダイアログは、総額5億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、金融機関4行から総額1.3億円の融資を受け、エクイティとデット合計で6.8億円の調達を完了しています。

ダイアログは、ロジスティクス分野を対象に、クラウド型倉庫在庫管理システム「W3」を軸に、戦略企画、業務改革コンサルティング、WMS(倉庫管理システム)やシステム開発によるDX、倉庫運用までを提供しています。

今回の資金は、WMS機能の開発強化や、物流周辺サービスの開発、人材採用・育成、マーケティング、リブランドなどに充当します。


WMS(倉庫管理システム、Warehouse Management System)は、倉庫における商品の入庫・在庫・出荷管理などを行うためのシステムです。主に、倉庫管理業務を効率化するために導入されます。

倉庫管理は倉庫を利用するさまざまな業界の企業にとって重要な業務です。

たとえば、在庫管理は、在庫を適切に管理し、在庫切れによる機会損失を防いだり、反対に過剰在庫によるコスト増加を防いだりし、売上最大化に貢献します。

Excelなどの表計算ソフトや紙の帳票などのアナログな仕組みを用いている場合、管理する物品数・種類が増えれば増えるほど業務の負担が増加し、ミスの発生件数も増えてしまいます。とくに食品や医薬品などの使用期限のある品物を取り扱う場合は、単純なミスが大量廃棄につながるリスクもあります。

ダイアログは、こうした倉庫在庫管理をデジタル化するクラウド型システム「W3」の提供を軸に、ロジスティクス分野のDXを一貫して手がけています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DX WMS クラウド システム ダイアログ ロジスティクス 倉庫 倉庫管理システム 在庫管理 株式会社 物流 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AIが会話からカルテ原稿を自動生成する診療支援ツール「medimo」を展開する「Pleap」が1.5億円調達
2025年1月28日、株式会社Pleapは、総額1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Pleapは、医療従事者と患者の会話からAIがカルテ原稿を自動生成する診療支援ツール「medi…
インバウンド接客をDXする「QRコンシェルジュシリーズ」を展開する「キュリネス」が2.4億円調達
2023年9月13日、株式会社キュリネスは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 キュリネスは、インバウンドの接客現場の効率化と売上向上を実現する「QRコンシェルジュシリーズ…
AIを用いた放射線治療計画ソフトウェアを開発する「アイラト」が4.6億円調達
2025年6月24日、アイラト株式会社は、総額4億6000万円の資金調達を発表しました。 アイラトは、AIを用いた放射線治療計画ソフトウェア(放射線治療計画AIソフト)を開発しています。 腫瘍や正常組…
サプライチェーンリスク管理プラットフォーム運営の「Resilire」が1.5億円調達
2021年9月1日、株式会社Resilireは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 サプライチェーンリスク管理プラットフォーム「Resilire」を運営しています。 サプラ…
データセントリックなAI開発プロセス全体を包括的に支援する「FastLabel」が資金調達
2024年9月9日、FastLabel株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 シリーズB全体の合計調達額が12.5億円、設立からこれまでの累計調達額が約19.5億円となりました。 Fast…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集