注目のスタートアップ

サプライチェーンリスク管理サービスを提供する「Resilire」が6.2億円調達

company

2024年4月18日、株式会社Resilireは、総額6億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Resilireは、サプライチェーンリスク管理サービス「Resilire(レジリア)」を提供しています。

サプライチェーンの可視化、国内外のリスク検知、有事の際の影響調査の機能を備えたサービスです。

サプライチェーンのつながりをツリー上に図式化して一次取引先だけでなく二次取引先以降のサプライヤーを可視化します。

さらに有事の際には速やかに影響エリアや影響度を可視化し、スピーディなリスク検知と対応策検討を実現します。

今回の資金は、機能拡充、組織体制の強化に充当します。


サプライチェーンリスクとは、サプライチェーン上で発生しうるリスクのことです。そのリスクには、サイバー攻撃などのセキュリティ関連のリスク、政治や紛争によるリスク、経済状況変動によるリスク、自然災害によるリスクなどがあります。

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、さまざまな業界でサプライチェーンの混乱が見られました。これによりリードタイムの延長、コスト上昇、調達の遅れなどが発生し、サプライチェーンリスクを特定・評価した上で、対策を策定・実行するサプライチェーンリスクマネジメントへの注目が高まりました。

さらに近年は、社会・企業のデジタル化が進み、サイバー攻撃の件数・被害が拡大しており、こういった観点からもサプライチェーンリスクマネジメントの重要性が高まっています。

Resilireは、このような背景のもと、サプライチェーンリスク管理サービス「Resilire」を提供し、主に製造業のサプライチェーンリスクマネジメントをサポートしています。

事業を大きく成長させるには戦略的な資金調達や、シナジーのある企業との提携・協業が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Resilire サプライチェーン サプライチェーンリスク サプライヤー つながり ものづくり リスク リスク管理 可視化 株式会社 管理 製造業 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

アイデンティティ認証プラットフォーム「Quwak Me」を開発する「Quwak」が資金調達
2023年8月24日、株式会社Quwakは、資金調達を実施したことを発表しました。 Quwakは、アイデンティティの認証プラットフォーム「Quwak Me」を開発しています。 手などの靱帯に埋め込んで…
企業のAI開発・導入における社内監査を自動化するAIエージェントを開発する「プライバシーテック」が7400万円調達
2025年5月20日、株式会社プライバシーテックは、総額7400万円の資金調達を発表しました。 プライバシーテックは、企業のAI開発・導入における社内監査を自動化するAIエージェント「PrivacyT…
「リアブロード」が「ダイブ」と業務提携 0円から留学できる新サービス「スマ留andリゾートバイト」を提供開始
2022年7月15日、株式会社リアブロードは、株式会社ダイブと、業務提携契約を締結したことを発表しました。 また新サービス「スマ留andリゾートバイト」の提供を開始したことも併せて発表しました。 「ス…
各種スクール向け予約管理システム「RESERVA」がビデオ会議サービス「Zoom」と連携
2020年12月2日、株式会社コントロールグループは、「RESERVA(レゼルバ)」において、Web会議ツール「Zoom」との連携機能を実装したことを発表しました。 「RESERVA」は、各種スクール…
シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営する「neuet」が資金調達
2023年1月31日、neuet株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社佐賀銀行と株式会社佐銀キャピタル&コンサルティングが共同で設立した「佐銀ベンチャーキャピタル投資事…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集