創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年4月5日令和5年度補正「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金(車両))」

一般社団法人次世代自動車振興センターは、令和5年度補正「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金(車両))」について発表しました。
運輸部門は我が国の二酸化炭素排出量の約2割を占めております。自動車分野は運輸部門の中でも約9割を占めており、2050年までのカーボンニュートラルの実現に向けては、環境性能に優れたクリーンエネルギー自動車の普及が重要です。早期に電気自動車や燃料電池自動車等の需要創出や車両価格の低減を促すことを目的とします。
補助対象
対象車を購入する個人、法人・地方公共団体、リース会社
・新車新規登録(新車新規検査届出)で、自家用の車両に限ります。中古車・事業用車両は対象外です。
・国が実施する他の補助金と重複して交付申請をすることはできません。ただし、地方公共団体による補助金制度とは重複して申請できます。
・リース契約車両についても申請可能です。
提出期限
新規登録(届出)日 | 申請書提出期限(消印有効) | |
---|---|---|
原則 車両登録(届出)日までに支払い手続きが完了している場合 |
例外 車両登録(届出)日までに支払い手続きが完了していない場合 |
|
令和5年12月1日~令和6年3月31日 | 5月31日 | |
4月1日~4月30日 | 5月31日 | 6月30日 |
5月1日以降 | 新規登録(届出)日から1ヶ月 | 新規登録(届出)日の翌々月末 |
電気自動車(EV)の普及は、複数の理由から推進されています。
まず、気候変動への対応においてEVは重要な役割を果たします。従来の内燃車が排出する二酸化炭素や窒素酸化物は、大気汚染や地球温暖化の原因となります。
一方でEVはゼロエミッションであり、化石燃料に依存しないため、大気汚染や気候変動の緩和に効果的です。
また、EVは自動車の脱炭素化に貢献します。化石燃料の使用が減少することで、石油の採掘や精製、輸送などの段階で排出される二酸化炭素の削減が期待されます。このような取り組みは、環境保護や持続可能なエネルギーの利用に向けた重要な一歩となります。
さらに、EVはクリーンな乗り物としての側面も重要です。EVは静かで排気ガスがないため、都市部や居住地域での利用に適しています。とくに大気汚染の問題が深刻な都市部では、EVの普及がより重要視されています。
また、EVはエネルギー効率が高く、再生可能エネルギーと組み合わせることで、よりクリーンで持続可能な移動手段を確立することが可能です。
こうした背景のもと、政府・自治体は、EVをはじめとしたクリーンエネルギー自動車の普及を推進しています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | CEV補助金 EV FCV クリーンエネルギー自動車導入促進補助金 プラグインハイブリッド 助成金 自動車 補助金 車両 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
観光庁は、「観光地・観光産業における人材不足対策事業」の公募について発表しました。 今後さらなる増加が見込まれる観光需要を着実に取り込み、旅行者数・旅行消費額等を増加させ、観光立国を実現するため、受け…
農林水産省は、令和6年度「農業生産におけるプラスチック排出抑制対策事業のうちプラスチック代替資材導入推進事業」の公募について発表しました。 農業生産現場において、プラスチックの使用削減・適正回収・リサ…
中小企業庁は、令和6年度補正予算「持続化補助金」の概要について発表しました。 ポイント ・商工会・商工会議所等と一体となって経営計画を作成し、当該計画に基づいて行う販路開拓等の取り組みを支援すべく、「…
農林水産省は、令和6年度「国産飼料増産対策事業」の2次公募について発表しました。 飼料生産組織の人材確保・育成の取組を支援することを目的とします。 事業の内容 (1)飼料生産組織の人材確保・育成支援 …
2024年6月17日、株式会社ティアフォーは、総額85億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ティアフォーは、オープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発を先導しています。 ま…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…