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2024年2月20日フィリピンでスモールビジネス開発を行う「パダヨンジャパン」が資金調達
2024年2月16日、パダヨンジャパン株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
パダヨンジャパンは、スモールビジネス開発によりフィリピンの社会課題解決に取り組むスタートアップとして、フィリピン・マニラ郊外で、立ち飲みできる酒販店「SAKAYA(サカヤ)」をチェーン展開しています。
中年女性が働ける場所が不足しているフィリピンにおいて、スモールビジネスでも安定して稼げる仕組みを提供しています。
また、POSや在庫管理システムなどのチェーンオペレーションを導入することで、安全で高品質な商品を提供しています。
今回の資金調達により、「SAKAYA」のチェーン展開におけるユニット開発の仮説検証を行います。
具体的には、5店舗+1DS(倉庫)を1ユニットとしてチェーン展開するモデルの採算性や再現性を検証します。
フィリピンはスモールビジネス(個人経営・家族経営のビジネス)が非常に多い国であることが知られています。
とくにジュースや、お菓子、タバコ、洗剤など雑多な商品を小分けで販売する小売店であるサリサリストアは、フィリピン全土に約100万店舗あるといわれています。
フィリピンの都市部は渋滞がひどく、多くの人は徒歩圏内で買い物を済ませています。サリサリストアは、こうした人びとの買い物先として重要な立ち位置にあります。
また、サリサリストアの店主と客は顔見知りであることが多く、地域のコミュニティとしても機能しています。
パダヨンジャパンは、サリサリストアが個人経営であるが故に、仕入れや業務において効率化が進んでおらず、事業主と顧客の双方に問題が生じていることに目をつけ、サリサリストアを立ち飲みが可能な小さな酒販店として転換・チェーン化することで、新たな価値を提供することを目指しています。
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