注目のスタートアップ

トレーニングプログラムを楽しむことができるスマートミラー「MIRROR FIT.」を手がける「ミラーフィット」が資金調達

company

2024年2月13日、ミラーフィット株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。創業から累計調達額は9.25億円です。

ミラーフィットは、次世代型スマートミラー「MIRROR FIT.」や、必要な運動を提案する体組成計「MIRROR FIT. スマート体組成計」、モバイルアプリ「MIRROR FIT. モバイルトレーナー」を展開しています。

「MIRROR FIT.」は、自宅でのトレーニングをサポートするスタンドミラー型のスマートデバイスです。

ビデオオンデマンドクラス、ライブレッスン、1on1トレーニングなど独自のオンラインフィットネスコンテンツを提供しています。

また、身体の動きを読み取って正しいフォームへと導くAI機能を特徴としています。

Android OSを搭載しており、大型のスマートデバイスとしても利用可能です。

個人ユーザー以外にも、ジム・ゴルフサロン・ホテルなど法人向けにも提供し、「MIRROR FIT.」を集客に活用するためのビジネススキームを同時に提案しています。

今回の資金は、プロダクトやサービスのアップデートに充当します。


コロナ禍を経て人びとの健康志向がますます高まっています。

コロナ禍では感染症対策のために外出自粛となり、運動不足を実感する人が多く出現しました。しかし外で運動することもはばかられるため、自宅で実施できる運動コンテンツのニーズが高まりました。

こうした中でオンラインフィットネスサービスが注目され、現在はより多様なフィットネスサービスが提供されるようになっています。

オンラインフィットネスサービスは、自宅で手軽に実施できるという大きなメリットがあります。一方で、ジムやフィットネスクラブでの運動と比較し、運動のクオリティ面で劣るという課題を抱えています。

とくにオンラインフィットネスサービスでは、スマートフォンやタブレットなどの小さな画面を利用することがほとんどですが、これを床に置いて利用する場合は視線が下がり、不適切な体勢で運動をしなくてはならず、運動の効果が低下してしまうという問題があります。

つまりオンラインフィットネスでは、効果を最大化させるための専用のデバイスが有効であるということです。

「MIRROR FIT.」はこうしたオンラインフィットネスの課題を解決するスマートデバイスです。フィットネスコンテンツを見ながら自分の全身を確認できることが大きな特徴です。

また、大型のスマートデバイスとして活用でき、さらに利用しないときは姿見(スタンドミラー)として利用できるという大きなメリットを有しています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB MIRROR FIT. MIRROR FIT. スマート体組成計 サポート スタンドミラー スマートデバイス スマートミラー デバイス トレーニング フィットネス ヘルスケア ミラーフィット 健康 姿見 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

M&Aコアドバイザーの「GCA」がヘルスケア/ライフ・サイエンス特化の子会社「GCAヘルスケア」を設立
令和2年4月1日、GCA株式会社は、GCAヘルスケア株式会社を設立したことを発表しました。 GCAは、独立系専業M&Aアドバイザリー・ファームです。 どの金融機関にも属さず、クライアントの最善の利益の…
店舗向け集客一元化プラットフォーム「口コミコム」などを運営する「mov」が資金調達
2025年1月15日、株式会社movは、資金調達を実施したことを発表しました。 これによりシリーズBラウンド全体での調達額は総額30億円に達し、累計調達額は50億円を突破しています。 movは、店舗向…
リアルイベント連動型ドラフト会議アプリ運営の「なんでもドラフト」が1.7億円調達
2021年6月28日、株式会社なんでもドラフトは、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 リアルイベント連動型ドラフト会議アプリ「なんでもドラフト」を運営しています。 スポーツ…
社会保険労務士向けSaaS運営の「KiteRa」が3億円調達
2021年4月19日、株式会社KiteRaは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 社会保険労務士向けSaaS「KiteRa(キテラ)-Pro-」を運営しています。 就業規則など社内規定…
分散型量子計算システムの実現を目指す「Qubitcore」が資金調達
2025年7月15日、Qubitcore株式会社は、資金調達を発表しました。 Qubitcoreは、量子コンピュータの基盤技術であるイオントラップ技術と光共振器を組み合わせることで、分散型量子計算シス…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集