注目のスタートアップ

自由診療クリニック向けオールインワンSaaS「medicalforce」を提供する「メディカルフォース」が15億円調達

company

2024年2月7日、株式会社メディカルフォースは、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。

メディカルフォースは、自由診療クリニック向けオールインワンSaaS「medicalforce」を提供しています。

電子カルテ・予約管理・会計・在庫管理などの機能により業務効率化を実現します。

また、予約枠の最適化やLINE連携など、予約数増加・売上向上を実現する機能も提供しています。

今後、美容医療産業におけるプラットフォーマーとして、開業から事業承継までのライフサイクルをカバーし、クリニックを取り巻くステークホルダーとの取引を支えることを目指します。

まずは、患者が事前にクレジットカードを登録し、Web上での会計処理を可能とする「支払い(決済)」に関する機能開発を行う予定です。


自由診療クリニックとは、保険が適用されない診療をメインに行うクリニックのことです。

自由診療クリニックが手がける診療は、美容医療や、海外で承認済みではあるが日本ではまだ承認されていない最先端医療、健康診断といった検査などです。

中でも美容医療市場では、非外科的施術(メスを入れない手術)に注目が高まっており市場が大きく拡大しています。

さらには、がん治療などにおいても革新的な医療が登場していますが、日本ではまだ承認されていないものも多くあり、こうした最新のがん治療を望む患者が多いことから、自由診療クリニックは増加傾向にあります。

こうした中で、自由診療クリニックは通常の保険適用の医療とは異なるオペレーションが必要であるため、既存の医療領域向けのITツールなどをそのまま使うことができないという課題があり、自由診療クリニックに特化したシステムやツールのニーズが高まっています。

メディカルフォースは、自由診療クリニック向けのクラウド型電子カルテ「Medicalforce」を展開しています。今後は、美容医療産業におけるプラットフォーマーとして、包括的に機能を提供していくとしています。

業務効率化はすべての領域において重要です。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

また、社内システムの整備のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB CRM medicalforce SaaS オールインワン クリニック メディカルフォース 一元管理 予約 予約管理 会計 効率化 在庫管理 最適化 株式会社 業務効率化 美容医療 自由診療 資金調達 電子カルテ
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AIエンジン群の提供やAIプロダクトの開発・提供の「Nextremer」と「Honda」が業務提携
2021年4月5日、株式会社Nextremerは、本田技研工業株式会社(Honda)と業務提携契約を締結したことを発表しました。 Nextremerは、リモート接客システム「Remosis」や、自然言…
口コミのDXサービス「口コミコム」など運営の「mov」が3.3億円調達
2021年7月16日、株式会社movは、総額3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 口コミの一括管理を実現する「口コミコム」や、インバウンド業界のニュースメディア「訪日ラボ」を運営…
スマホからセラピストを呼べるリラクゼーションマッチングアプリ提供の「HOGUGUテクノロジーズ」が資金調達
2021年12月20日、株式会社HOGUGUテクノロジーズは資金調達を実施したことを発表しました。 訪問型リラクゼーションサービス「HOGUGU(ホググ)」を運営しています。 自宅・滞在中のホテル・オ…
ライドシェアサービスを展開する「newmo」が63億円調達 名古屋・沖縄に新会社を設立
2024年10月31日、newmo株式会社は、総額約63億円の資金調達を実施したことを発表しました。 シリーズAラウンドの累計調達額は約167億円、創業以来の累計資金調達額は約187億円となります。 …
薬局向けクラウド型レセコンや処方箋入力代行サービスを展開する「プレカル」が2.3億円調達
2024年12月4日、株式会社プレカルは、総額2億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 プレカルは、薬局向けクラウド型レセコン「プレカルレセコン」や、処方箋入力代行サービス「preca…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集