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運動療法クラウドシステムを提供する「リハサク」が1.5億円調達

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2023年8月9日、株式会社リハサクは、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

リハサクは、運動療法クラウドシステム「リハサク」を開発・提供しています。

理学療法士や柔道整復師(セラピスト)が担当する患者に対し適切な運動療法を指導できるよう、身体の状態を数値化する「フィジカルチェック機能」、診察記録をデジタル化する「簡易カルテ機能」、患者の運動実施状況や疼痛状況の推移を把握できる機能などを提供しています。

また、患者の症状に応じて運動メニューを独自に作成し、アプリを通じて運動療法を提供することで、運動の習慣化を支援しています。

さらに、今後、治療院向けの新機能として「AI姿勢分析」や、集客業務をサポートする「新規患者獲得支援サービス」をローンチする予定です。


柔道整復師とは、昔から「接骨師」などとして広く知られている存在です。柔道整復師は、骨折・脱臼・捻挫などに対し、マッサージなどの手技療法・包帯・テーピングなどを利用し、回復を行います。

また、処置後の治癒を促したり、早期に運動機能を取りも出すためのリハビリも行い、その際にはマッサージや、運動療法、温熱・冷却などの物理療法を用います。

運動療法には、柔道整復師が患者の腕などを持ち、代わりに肩を動かすといったストレッチ、細かい運動をくり返して関節などの動きを滑らかにしたり可動域を広くしたりするものなどさまざまな種類があります。

この運動療法はエビデンスが確立されており、さまざまな疾患に対して効果がある治療法です。しかし、患者に自宅などで継続的に運動プログラムに取り組んでもらう必要があり、患者が継続的に取り組むことができないといった課題を抱えています。

リハサクは、こうした運動療法における課題の解決と業務効率化を図るため、専用のクラウドシステム「リハサク」を提供しています。

デジタル化は、以前は非効率的だった業務を大幅に効率化する可能性があります。企業が利益を最大化するためには、最適なソリューションを見つける必要があります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

また、大規模なシステム整備には資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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