注目のスタートアップ

デジタル保険代理店「コのほけん!」の運営やInsurtech事業を展開する「Sasuke Financial Lab」が11.2億円調達

company

2022年9月6日、Sasuke Financial Lab株式会社は、総額11億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Sasuke Financial Labは、デジタル保険代理店「コのほけん!」の運営や、保険会社・事業会社・大手保険代理店向けのサービス開発やマーケティング支援を行うInsurtech事業を展開しています。

「コのほけん!」は、7つの質問分析によって保険の必要度を可視化し、最適な保険商品をAIによって提案するサービスです。

2022年8月末時点で、保険会社32社の保険商品を取り扱っています。

また、「コのほけん!」の運営で培った知見を活用し、保険会社などに向けてサービス開発やマーケティング支援を行っています。

今回の資金は、「コのほけん!」の機能拡充・認知拡大、保険業界向け開発・マーケティング支援に向けた採用強化に充当します。

生命保険文化センターの2021年度「生命保険に関する全国実態調査」によると、生命保険(個人年金保険を含む)の世帯加入率は89.8%と非常に高い水準となっています。

一方で保険業界は、国内の少子化の進展によって新規加入者の減少と、高齢者の増加による高額な支払い負担の増加が見込まれています。

そのため、顧客満足度の向上による加入者の増加や、テクノロジーを活用した新たな保険商品の開発、業務効率化によってコストを削減するといった施策が求められています。

とくにコロナ禍によって対面での営業が難しくなり、従来型の営業で新規顧客を獲得することが難しくなり、保険商品のオンライン化が進んでいます。

Sasuke Financial Labは、こうしたオンライン化が進む保険業界において、最適な保険商品の提案や比較を提供する「コのほけん!」を提供しています。

事故・災害・病気などはいつどんなときに訪れるのかわかりません。そのため万が一の備えとして保険に加入します。企業においても不測の事態に備えることは重要ですが、保険はスタートアップや中小企業にとっては費用の負担が大きいものでもあります。そこで活用できるのが共済制度です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、共済制度の仕組みを解説し、スタートアップ・中小企業におすすめの共済を紹介しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI デジタル 代理店 保険 可視化 商品 提案 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

製造業向け生産管理クラウド「SmartF」を提供する「ネクスタ」が2.2億円調達
2025年3月21日、株式会社ネクスタは、デットファイナンスにより、合計2億2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ネクスタは、製造業向け生産管理クラウド「SmartF」を開発・提供して…
AI投資サービスなどを手がける「FOLIOホールディングス」が10億円調達
株式会社FOLIOホールディングスは、10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社岡三証券グループおよび岡三キャピタルパートナーズ株式会社が運営する投資事業組合です。 FOLI…
【12/10開催】「G-1スタートアップグランプリ」学生起業家No.1を決定
「G-1スタートアップグランプリ」のご案内です。 この大会は、学生起業家No.1を決め、「一度きりの人生をかけて世界を変えようと志す若者を応援する」ピッチイベントです。 概要 ・入力情報より選考し、フ…
釣り船向けSaaS「デジタル船長手帳」などを展開する「スイベル」が5,200万円調達
2023年10月3日、スイベル株式会社は、総額約5,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スイベルは、釣り船向けSaaS「デジタル船長手帳」や、toC向け釣り船データベース「BOAT F…
「エムスリー」と「ディープコア」が医療系AI分野の事業化支援プログラムを開始
エムスリー株式会社と、株式会社ディープコアは、医療系AI分野における産業育成を支援するプログラムを発表しました。 臨床でのAI活用を促進するため、医師とAI技術者をマッチングするイベントを共同で開催し…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集