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ハンドメイドマーケットプレイス「Creema」運営の「クリーマ」が「浜松磐田信用金庫」と業務提携

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2022年8月26日、株式会社クリーマは、浜松磐田信用金庫と、業務提携契約を締結したことを発表しました。

クリーマは、ハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」や、「Creema」と連携したクラウドファンディングサービス「Creema SPRINGS」、動画レッスンプラットフォーム「FANTIST」などを展開しています。

浜松磐田信用金庫との提携により、「Creema SPRINGS」を活用し、静岡県浜松市を中心にものづくりを軸とした事業者を支援し、地域活性化に貢献します。

ハンドメイドマーケットプレイスとは、個人の手作りのアクセサリーや、服、雑貨などを登録し販売するECのことです。

これまでも手作りのアクセサリーなどは、繁華街の道端やイベントなどで売られることもあり、有名な作家は百貨店で限定のコーナーがつくられることもありました。

一方で、こうした販路は数が限られており、また実施するまでにハードルが高くコストもかかるため、趣味としてハンドメイド作品をつくる人は、広く作品を売ることができずにいました。

しかしハンドメイドマーケットプレイスの登場により、個人の作品の販売の敷居が圧倒的に下がりました。趣味としてハンドメイドを楽しんでいた人がハンドメイドマーケットプレイスで作品を売るようになり、そこからプロの作家になるといった事例も生まれています。

また、ネット通販によってあらゆる素材を手に入れられるようになったため、凝った作品、他人がつくっていないような作品をつくる人も増え、ハンドメイドマーケットプレイスには多様な作品が並んでいます。

ハンドメイド作品は既製品と違い、一点ものや限定ものであることが最大の特徴です。

多くの人が同じブランドの製品を持っている状況では、誰も持っていないものが欲しいと考える消費者は数多くいます。その受け皿となっているのがハンドメイドマーケットプレイスであると考えられています。

コロナ禍においてECはさまざまな個人・事業者によって重要な販路開拓や販路拡大のチャネルとなりました。一方で、ECにはEC独自の集客ノウハウが存在しているため、ECで成功するにはこれらのノウハウを身につけることが重要です。「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、ネットでの集客ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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