注目のスタートアップ

医師向けコミュニティサービス「MedPeer」などを展開する「メドピア」が「EPSホールディングス」と資本業務提携

company

2022年8月9日、メドピア株式会社は、EPSホールディングス株式会社と業務提携契約を締結し、EPSホールディングスに対する第三者割当による新株式発行を行うことを決議したことを発表しました。

メドピアは以下のサービスを提供しています。
・医師専用コミュニティサイト「MedPeer」
・医師の転職・アルバイト情報サイト「MedPeer Career」
・医師向け人材紹介「MedPeer Career Agent」
・医師の開業・経営支援サービス「CLINIC Support」
・医療知識が学べる医師向けクイズアプリ「MedLedge」
・薬剤師専用コミュニティサイト「ヤクメド」
・かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」
・かかりつけクリニック化支援サービス「kakari for Clinic」
・退院支援サービス「YoriSoi Care」
・クラウド型健康管理サービス「first call」
・特定保健指導サービス「DietPlus」
・医師によるオンライン医療相談

EPSホールディングスは、医薬品開発業務受託機関(CRO)事業、治験施設支援機関(SMO)事業、医薬品販売業務受託機関(CSO)事業を展開しています。

今回の提携により、EPSホールディングスが展開するCRO・SMO・CSO事業に関する情報と、メドピアが運営する「MedPeer」などを活用したプロダクト・ソリューションの提供などを行います。

近年、医療では高度化と専門分化が進んでいます。そのため、ひとりの医師では広い範囲の医療をカバーすることが難しくなっています。

しかしよりよい医療を提供するには、現場で医師として働きながらも、最新の医療情報や専門領域外の知見を入手することが重要です。

「MedPeer」は、医師の知見を共有し合える場所を提供することで、高度化・専門分化が進む医療現場において、医療の質的向上を目指しています。

また、医療・介護・ヘルスケアでは、少子高齢化によって医療・介護・ヘルスケアサービスを必要とする人が増える一方で、これらサービスを提供する人材が減っていくという状況にあります。そのため、高品質で効率的な医療を実現できる環境を構築する必要があります。

医師向けコミュニティは、医師の疑問を相互に解消できる環境を提供できるだけでなく、現場目線での医師が抱えている課題などを把握できるという特徴があります。

そのためコミュニティから得られた情報を活用することで、効率的な医療サービスの改善などを実現できます。

成功できる起業家になるためには、やはり勉強が欠かせません。「冊子版創業手帳」では、成功している起業家のインタビューを多数掲載しています。先人の思考やアイデアを知ることは、新たなビジネスの創造に役立つことでしょう。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ EPSホールディングス MedPeer コミュニティ メドピア 医師 株式会社 業務提携 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

低コストの二酸化炭素分離膜を開発する「OOYOO」が4.3億円調達
2024年10月18日、株式会社OOYOOは、総額4億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 OOYOOは、独自の分離膜技術を搭載した省エネルギーかつコンパクトなCO2回収システムを開発…
「三菱UFJキャピタル」が不動産管理会社向けの物件撮影・間取り図作成代行サービス「Req」などを展開する「Live Search」に出資
2023年1月25日、三菱UFJキャピタル株式会社は、株式会社Live Searchに出資を実行したことを発表しました。 Live Searchは、不動産管理会社向けの物件撮影・間取り図作成代行サービ…
インフラ点検ロボットを開発する「オングリットホールディングス」が「ウイングアーク1st」と資本業務提携
2023年2月8日、オングリットホールディングス株式会社は、ウイングアーク1st株式会社と資本業務提携を行うことで締結したことを発表しました。 オングリットホールディングスは、橋梁・コンクリート構造物…
植物とのコミュニケーションサービスを開発する「ファジオン」が200万円調達 情報経営イノベーション専門職大学の学生が起業
学校法人電子学園 情報経営イノベーション専門職大学(iU)は、同大学の学生が設立した合同会社ファジオンが、200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 またこの資金調達により2022年7月1日付…
動画を活用した顧客対応や従業員教育を実現するサービス提供の「VideoTouch」が7億円調達
2022年8月2日、VideoTouch株式会社は、総額7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社Viibarから、VideoTouch株式会社へと社名を変更したことも併せて発表し…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集