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2022年7月28日Being 小林眞咲惠|オーダーメード型 企業人に特化したパフォーマンスUP「BizYoga+®」の事業展開で注目の企業
オーダーメード型の企業人に特化したパフォーマンスUPのためのヨガ事業で注目されているのが、小林眞咲惠さんが2020年6月に設立したBeingです。
従来からの ‶うつ病” とは異なる、「現代型うつ病」が、若年層を中心に増えてきていると言われています。具体的な症状としては、例えば職場ではうつ状態になりがちだが、自宅に帰ると元気になり、仲の良い友人の誘いなどにも快く応じる、といったようなことが見受けられるようです。
つまり、職場や学校での人間関係やコミュニケーションにおいて何某かのストレスや不調を感じつつも、自分の不完全な部分やネガティブな部分を人に知られないように不安を抱えて暮らしている状態と言えます。
自分に自信がなく、対人関係にとても敏感なため、表現があいまいになり自分の伝えたいことを伝えられなかったり、相手が伝えたいことを受け止めきれなかったりし、誤解が生じやすくなります。その為に仮にトラブルが起きても、我慢して過ごすことが多く、我慢の限界がきたらキレる、そのことを後悔することで、再びネガティブになって悪循環に陥るパターンを繰り返すうちに、どんどんつらさが増していく、と考えられています。
くしくも新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、日本国内における ‶うつ” の人の割合が大きく増加傾向にもあるそうで、今後、各人のメンタルケアの重要性がますます大きくなることが予想されます(経済協力開発機構(OECD)調べ 2020年)。
特に企業における従業員の心理的安全性の確保や良好なメンタル保持は、生産性や成長スピードにも直結する重要な要素です。
上記のような社会状況を受け、従業員のメンタルケアの為に、さまざまな福利厚生制度やコンテンツを導入する企業も増えてきています。
そのコンテンツの一つとして、大きな効果を期待されるのが「ヨガ」です。
今この瞬間に心を集中させ、心を穏やかに静めるために身体に意識を向ける、そんなヨガの持つパワーが、ストレスマネジメントやメンタルタフネスに繋がると、注目が集まっています。
Beingの小林眞咲惠さんに、事業の特徴や今後の課題などについてお話をお聞きしました。
・このプロダクトの特徴は何ですか?
【サービスの特徴】
BizYoga+®プログラムの特徴は、ストレス・マネジメント、メンタル強化法及び生産性を高めるための4つの要素である①運動 ②睡眠 ③食事 ④メンタル強化法をオールインワンで提供できることです。しかも忙しい企業人が取り入れやすいように、生活習慣を意識して短時間でできるプログラムを設計しています。
1) 疾患を持った人もできる運動療法
インド5千年の伝統的な理論と実践に加え医療機関と共同研究で開発された筋トレ要素を含むアイソメトリック・ヨーガアサナ(商標登録)等の運動療法を用いたストレス・マネジメント法。必要に応じて臨床心理学のカウンセリング技法を使用。
2) 睡眠の質を高める快眠ヨガの実習
メディアでも取り上げられ「快眠ヨガ」の実習
3) 東洋医学に基づく食養術/パフォーマンスUP食養術
未病を発見し特定の疾病に有効な食物を摂ることにより病状の改善する食養療法
4) メンタル強化法
オリンピック選手が実践するメンタル強化法を加え組織力を向上
・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?
従業員・スタッフのメンタルヘルスを健全にして、生産性の向上を目指していらっしゃる企業様、特に健康経営事業に取り組んでいる企業様にご活用いただけますと嬉しく思います。もちろん、企業様のご要望、ならびにその先にいらっしゃる社員・スタッフの皆さまの健康課題に寄り添いながら一緒に伴走させていただきます。
・このサービスの解決する社会課題はなんですか?
経済産業省の調査によると、企業において社員のプレゼンティーズム(出勤はしているが何らかの健康問題によって業務の能率が落ちている状態)は医療費やアブセンティーズムによる労働損失より大きいといわれ、一般的に従業員の健康関連総コストの中、77.9%を占めおり、さらに2020年新型コロナウイルス感染症の流行によってメンタルの不調を訴える企業人が約50%増加。同年9月に厚生労働省が実施したインターネット調査(※1)では、2月から調査時にかけて半数程度の人が「何らかの不安を感じていた」と答えています。
私はこの課題に取り組むために企業人に特化したパフォーマンスUP「BizYoga+® (ビズヨガ・プラス)」を立ち上げました。
※1:厚生労働省「新型コロナウイルス感染症に係るメンタルヘルスに関する調査の結果概要」
・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?
まさに新型コロナウイルス感染拡大の真っただ中のローンチでした。今までうまくいっていたビジネスでさえ、本当に大変な時期を迎えられているのを目の当たりにしてきました。
ただ、これを「悲劇」ととらえるか、あるいは「チャンスに変えていくか」は自分次第でした。
そんな中、先輩から言われたことはビジネスにアップダウンは常につきもので「風をよみなさい」と。「風が吹き始めたら全力でやればいい!」この言葉は本当に私を救ってくれました。
自分の意思だけでは超えていけないものがあり、天地人のつながりでしか物事はうまく動きません。人生の中でこのことを学べたのもこの創業があったからです。
・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?
端的にいうと「質の高いオンリーワンのサービス」を目指しております。
まだ「オフィスでのヨガ」は新規分野になるため、実証実験やフィールドワークを繰り返し、WHOの基準に基づくアセスメントを行い医師・専門家の意見を取り入れながら、エビデンスに基づいたより質の高い安全が担保されたサービスを心がけております。
また健康経営アドバイザーとしての視点を活かし、企業の社員への健康投資が生産性向上につながるような指導を実施します。
さらに企業人のみにならず、自治体・大手企業、医療機関およびヨーガ指導者との連携によりシニア層への事業拡大を目指しています。
今後、健康経営としての研究結果(効果測定)を論文化し、次世代へのつなぐためにsVyasa大学(日本初インドのヨーガ大学)に在学し、日々勉強中です。
・今の課題は何ですか?
一言でいうと「いまだ感染症が収束しない中、企業様との新たなご縁をどのようにつくっていくか?」ということです。
仮に感染症の課題が一旦終息したとしても、今後また起こる可能性があるために、通信技術をうまく駆使しながらエリア拡大をすること、また企業との協業・共創に取り組んでおります。
・読者にメッセージをお願いします。
起業を目指している皆さまへ
「幸せの指針」は人それぞれ色んなところにあると思います。
もし、あなたがダレかのために、あなたにしかできないことを見つけてやり抜く決意をし、そこに喜びと幸せを感じることができるとしたら、あなたはすでに起業家として一歩、歩み始めているのかもしれません。
それが遅かれ、早かれ、あなたに準備ができたベストなタイミングで美しい花を咲かせてくれることと思います。
その時を待っています!
会社名 | Being(ビーイング) |
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代表者名 | 小林眞咲惠(こばやし まさえ) |
創業年 | 2020年6月30日 |
社員数 | 1名(アドバイザリーボードメンバー6名) |
所在地 | 大阪府 |
サービス名 | オーダーメード型 企業人に特化したパフォーマンスUP「BizYoga+® (ビズヨガ・プラス)」 |
事業内容 | ヘルスケア |
代表者プロフィール | 約15年、外資系企業で役員秘書を務める中、恩師とも呼べる「元上司(⼥性経営者)」が突然、他界。「ヨーガ」を⼼のよりどころにしていた彼⼥が遺⾔のように残した「ヨーガの普及」と彼女が願った“この会社にいたら健康で長く働ける”という「オフィスの理想像」を実現すべく、企業人の生活習慣を意識したヨーガを研究し、企業人に特化した「Biz Yoga+®」の立上げを決意。 アドバイザリー・ボードメンバーとして、医師、専門家と連携し、オンリーワンのサービス提供を⽬指す。 インド中央政府ヨーガ指導者国家資格認定講師(level2)/健康経営アドバイザー/メンタルケア専門心理士/食養指導士他、10種類以上の資格をもつ健康の専門家。 2020年 経産省 近畿経済産業局主催「⼥性起業家応援プロジェクト」LED関⻄ファイナリスト 2021年「健康産業有望プラン発掘コンテスト2021」大阪シティ信用金庫賞 企業人の生産性を高める独自メソッドBizYoga+®を開発 フジTV公式YouTube番組 仕事でパフォーマンスUP「BizYoga+®」監修 2021年駐大阪・神戸 米国領事館 「TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Program」女子学生のメンター アメリカ大使館助成プログラム「Girls Unlimited Program Summer 2022」メンター 世界のヨーガ・レビュー論文 日本語抄録作成 |
カテゴリ | 有望企業 |
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関連タグ | Being フィットネス ヘルスケア マインドフルネス メンタルケア ヨガ 小林眞咲惠 |
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