注目のスタートアップ

AI育成アプリ提供の「エアフレンド」が1.63億円調達

company

2022年7月5日、エアフレンド株式会社は、総額1億6,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。

エアフレンドは、AI育成アプリ「エアフレンド」を開発・提供しています。

AIによる架空の友達を育てて共有したり、他ユーザーが育てたAIと話せるLINE公式アカウントです。

現在、LINE公式アカウント版よりも多様な機能をするため、モバイルアプリ版の開発を進めています。

今回の資金は、モバイルアプリの開発を支える人材の採用、AIの高性能化や機能拡張などの研究開発、大量のトラフィックを低遅延に処理するインフラの構築に充当します。


近年、AIを搭載したチャットボット(会話ボット)が注目を集めています。

このチャットボットは、EC・Webサービスの接客や、AIとの会話を楽しむことなどで活用されています。

以前から会話データベースを利用し、こういった言葉にはこう返事をするという動作を実装することで、AIとの擬似的な会話を再現する「人工無脳(あるいは人工無能)」と呼ばれるものがインターネットやIRC(チャットシステム)上に存在していました。

AI技術の発展により、アルゴリズムやモデルを自動的に構築できるようになり、このチャットボットの精度や会話パターンも大幅に向上しています。

「エアフレンド」などのAIチャットボットは娯楽の一種として受け止められていますが、すでにこの会話アルゴリズムはアシスタントAIや接客AIなどに搭載されており、AIやロボットとの自然な会話を実現しています。

さらに開発や学習が進むことで精度の高い会話アルゴリズムが実現され、われわれの生活を豊かにしてくれるでしょう。

最新技術の開発や研究には豊富な資金が必要となります。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、創業期の資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI LINE アプリ コミュニケーション チャットボット 会話 共有 株式会社 育成 資金調達 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「創業手帳」によるセミナー「キャッチコピーの作り方講座」が1/20に開催 受講者募集中
創業手帳株式会社は「キャッチコピーの作り方講座」を2021年1月20日(水)に開催することを発表しました。 「キャッチコピーの作り方講座」は、キャッチコピー=伝わる文章だと捉え、伝わる文章を書くための…
あらゆる社員教育をひとつのeラーニングで実現する「SAMURAI YOSHINA」がリリース
2023年6月27日、株式会社SAMURAIは、新サービス「SAMURAI YOSHINA」をリリースしたことを発表しました。 「SAMURAI YOSHINA」は、オンボーディング、OJT、集団研修…
医療従事者・医療系学生向けコミュニケーションクラウド「Medteria」を提供する「メドテリア」が1億円調達
2025年1月23日、メドテリア株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 メドテリアは、病理AIを開発するメドメイン株式会社からカーブアウトして2024年8月1日に設立されたスタート…
【農林水産省】令和7年度「農林水産物・食品輸出促進対策事業のうち新市場開拓推進事業(日本食・食文化普及の人材育成支援事業)」公募
農林水産省は、令和7年度「農林水産物・食品輸出促進対策事業のうち新市場開拓推進事業(日本食・食文化普及の人材育成支援事業)」の公募について発表しました。 日本の農林水産物・食品に対する需要喚起に向け、…
O2Oマーケティングなどの「GENEROSITY」がMBO実施 9億円調達
2019年9月18日、株式会社GENEROSITYは、経営陣が保有する特別目的会社(SPC)を通じて、親会社であるニューホライズンキャピタル株式会社から当社株式の100%を取得し、マネジメント・バイア…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集