注目のスタートアップ

議事録の作成・整理・共有を効率化するサービス「One Minutes」提供の「quintet」が4,000万円調達

company

2022年6月30日、quintet株式会社は、総額約4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

quintetは、議事録の作成・整理・共有を効率化するサービス「One Minutes」を提供しています。

リアルタイム共同編集機能と音声文字起こしにより議事録の作成・共有を効率化します。

また、Google、Microsoft、Zoomミーティングと連携することで、「One Minutes」上でのすべての予定の管理を実現しています。

今回の資金は、「One Minutes」の多言語対応機能の拡充や、自動要約機能の開発、マーケティングに充当します。

議事録は会議の内容や決定事項などをまとめ、あとから会議の内容を再確認したり、会議に参加していない人に内容を共有するために重要なものです。

議事録の作成は必須ともいえる業務ですが、議事録を作成するには手間がかかるため効率化のニーズがあります。また、中小企業などでは人手不足によって議事録作成の時間がとれないケースもあるため、さらにニーズが高くなっています。

また、新型コロナウイルス感染症の流行によりオンライン会議が増加しています。これによりWeb会議ツールを導入する企業が増え、文字起こし機能や自動翻訳機能の便利さを知ったという企業も多いでしょう。

Web会議ツールでは、AIを活用し音声から自動で文字起こしする機能が搭載されているものもあります。文字起こしの手間を大幅に削減してくれるため、議事録作成の効率化に役立っています。

中小企業では人手不足解消のため外国人材を活用することも増えてくると考えられます。その際には自動翻訳機能を搭載したWeb会議ツールなどが重要となってくるでしょう。

quintet株式会社のコメント

このニュースを受けまして、quintet株式会社 代表取締役 社長 小守谷直毅氏よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

多言語対応機能の拡充、営業体制の整備です。

・今後の展望を教えてください。

言語の壁を無くして誰もが母国語で打ち合わせ参加、議事録作成できる世界を目指しています。

・読者へのメッセージをお願いします。

多国籍、多言語ミーティングにお困りの方は是非是非お問い合わせください。

人手不足が深刻になってきている中、業務効率化は多くの企業で喫緊の課題となっています。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ One Minutes quintet リアルタイム 会議 作成 共有 効率化 整理 文字起こし 株式会社 議事録 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

営業に特化した顧客データプラットフォーム「TranSales」提供の「スマスマ」が6,000万円調達
2021年11月1日、株式会社スマスマは、総額約6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 将来の見込顧客を予測し、精度の高い顧客情報を提供する顧客データプラットフォーム「TranSale…
細管内の走行・撮影が可能なミミズ型ロボット開発の「ソラリス」が1.6億円調達
2022年1月19日、株式会社ソラリスは、総額1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 細管内の走行・撮影が可能なミミズ型ロボットを開発しています。 独自開発の人工筋肉によりミミズの…
地理空間情報アプリプラットフォームサービス「mapry」を提供する「マプリィ」が資金調達
2023年1月24日、株式会社マプリィは、資金調達を実施したことを発表しました。 マプリィは、地理空間情報アプリプラットフォームサービス「mapry」を提供しています。 「mapry」は、森林などの膨…
モノ情報Webマガジン「SAKIDORI」がモノ特化のクラウドファンディング・サイトをオープン
2019年8月27日、株式会社WILBYは、「SAKIDORI Store(サキドリ ストアー)」を2019年8月20日より開始したことを発表しました。 WILBYは、話題のモノ情報を紹介するWebマ…
AIソリューションを提供する「シナモン」が「オカムラ」と資本業務提携
2023年7月5日、株式会社シナモンは、株式会社オカムラと資本業務提携を締結したことを発表しました。 シナモンは、AI-OCR「Flax Scanner」、自然言語処理エンジン「Aurora Clip…

大久保の視点

「千代田区CULTURExTECH ビジコン2024」が丸の内TOKYO創業ステーションで2024年3月19日に開催
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
(2024/3/19)
明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得は宇宙ビジネスの蓮見大聖さん明治大学4年「AMATERAS SPACE」
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2024/3/13)
Coral Capitalが虎ノ門ヒルズで「Startup Aquarium 2024」を開催。VCが大規模キャリアイベント
ベンチャーキャピタルのCoral Capitalが主催する「Startup Aquarium 2024」が2024年3月2日(土)に虎ノ門ヒルズで開催されま…
(2024/3/2)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】