「Chatwork」が企業向けMVNO事業に新規参入 「Chatwork Mobile」としてモバイル端末を提供

tool

2022年4月25日、Chatwork株式会社は、仮想移動体通信事業(MVNO)に新規参入し、「Chatwork Mobile」の提供を開始することを発表しました。

「Chatwork Mobile」は、企業(法人・個人事業主)を対象とした、モバイル通信サービスです。

端末(Apple iPhone7、SONY Xperia XZ3、Galaxy Feel)を同時に提供し、端末込みのシンプルなワンプランで展開します。

月額基本料金は1台あたり3,280円(税抜)で、10分かけ放題、データ通信3GB、24時間365日サポートを提供します。

解約違約金なし・最低利用期間なしで、柔軟に利用することが可能です。

Chatworkはほかに、ビジネスチャット「Chatwork」などを展開しています。

総務省が公表している「通信利用動向調査(世帯編)」(令和2年報告書)によると、スマートフォンを保有する世帯の割合は86.8%で、20歳~59歳世帯に限ると、96%を超えています。

働き手世代のほとんどはスマートフォンを保有している状況であるため、中小企業などでは社用のスマートフォンを支給せず、個人の端末を使用してもらうという対応をとっている場合がほとんどでしょう。

一方で、社用携帯を導入するメリットとしては、電話番号を顧客などに伝えやすい、セキュリティ対策がしやすい、管理がしやすいなどが挙げられます。

特に新型コロナウイルス感染症の流行によってテレワークが普及したこともあり、組織内の連絡やデータの共有などでスマートフォンを使うことも多くなりました。

社用スマートフォンがあったほうが便利だと感じている中小企業も増えてきていますが、しかし導入コスト・ランニングコストがかかることが導入が進まない大きな要因となっています。

Chatworkは、業界最安級の企業向けスマートフォンをシンプルなプランで提供することで、コロナ禍においてニーズが高まる中小企業の通信インフラの構築を支援することを目指しています。

デジタル時代において通信インフラの整備は重要なもののひとつです。しかし法人向けのネット回線は様々なものがあるため、選ぶのに苦労するかもしれません。「冊子版創業手帳」では、ネット回線の選び方について4つのポイントから解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 便利なサービス
関連タグ Chatwork Chatwork Mobile MVNO スマートフォン チャットワーク データ通信 モバイル モバイル通信 株式会社 法人携帯 社用携帯 端末 通信
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

便利なサービスの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「i-nest capital」がデジタルトレーディングカードアプリやファンアプリプラットフォームを展開する「ユートニック」に出資
2022年7月7日、i-nest capital株式会社は、株式会社ユートニックに追加出資を実行したことを発表しました。 ユートニックは、デジタルトレーディングカードアプリ「DiiCa(ディーカ)」、…
グローバルコミュニケーションアプリ「Sail」や日本への就職/移住をワンストップでサポートする「世話カツ」などを手がける「Helte」と「ツナググループ・ホールディングス」が資本業務提携
2023年8月9日、株式会社ツナググループ・ホールディングスは、株式会社Helteと資本業務提携を行うことを発表しました。 Helteは、外国人と日本人を結び付けるオンラインコミュニケーションサービス…
貸付ファンドのマーケットプレイス「Funds」運営の「ファンズ」が「三井住友信託銀行」と資本業務提携
2020年10月15日、ファンズ株式会社は、三井住友信託銀行株式会社と資本業務提携契約に基づき、新たな事業展開を開始していくことを発表しました。 1円から貸付投資ができる貸付ファンドのマーケットプレイ…
医療機関向けスマートフォンサービス「日病モバイル」を提供する「フロンティア・フィールド」が「スズケン」と資本業務提携
2023年2月10日、株式会社フロンティア・フィールドは、株式会社スズケンと資本業務提携を締結したことを発表しました。 フロンティア・フィールドは、医療機関向けスマートフォンサービス「日病モバイル」を…
ユーザーの分身であるパーソナル人工知能「P.A.I.」を開発する「オルツ」が35億円調達
2022年6月1日、株式会社オルツは、総額約35億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オルツは、デジタルクローン「P.A.I.」の開発や、AIを活用した自動議事録サービス「AI GIJIROK…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集