創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年8月25日IoT用小型ボードとプラットフォームの「obniz」シリーズ展開の「obniz」が資金調達

2021年8月24日、株式会社obnizは、株式会社日本政策金融公庫から資本性劣後ローンによる資金調達を実施したことを発表しました。
あらゆるものをIoT化できるボード「obniz Board(オブナイズボード)」や、「obniz Board」を使ったプロジェクトの管理・開発環境である「obniz Cloud」、IoT向けOS「obnizOS」、中継器「obniz BLEゲートウェイ」など、「obniz」シリーズを展開しています。
「obniz Board」は、はんだ付けや複雑な配線なしで電子部品・モジュールを扱えるマイコンボードです。
専用の開発環境の構築や専用アプリを必要とせず、ブラウザ上でプログラミングできるため、PC・タブレット・スマートフォンなど、どんな端末からでも動かすことができます。
「obniz」シリーズは、個人のものづくりだけでなく、医療・介護・建設・宿泊施設・教育など、幅広い領域で活用されています。
今回の資金調達は、コロナ禍における手元資金の拡充と、財務基盤の安定化を目的としています。
通常、IoTの工作・開発は、インターネットに関わる技術と電子回路の技術の両方を学ぶ必要があり、気軽に手を出せる領域ではありません。
そのためIoT人材は不足しており、IoT技術・サービスの急激な需要増加に対応できていません。
「obniz」シリーズは、IoT工作・開発のハードルを圧倒的に下げ、業務におけるIoTの活用や教育への活用に貢献しています。
創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | IoT obniz obniz Board obnizOS オブナイズ プラットフォーム プログラミング マイコンボード 小型 株式会社 資金調達 開発環境 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年9月28日、株式会社スマートウィルは、ルビー・グループ株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 スマートウィルは、データドリブンなCRM(顧客関係管理)を基軸に、企業のマー…
2023年11月20日、BPOテクノロジー株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 BPOテクノロジーは、オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」を運営しています。 バックオ…
2021年6月1日、データビズラボ株式会社は、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 顧客企業の、デジタル戦略設計フェーズから、データ分析・可視化、社内推進までを伴走支援する…
2023年4月12日、YUIME株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 YUIMEは、一次産業に特化した支援企業として、特定技能外国人材を活用した人材支援事業と課題解決を目的と…
2021年12月8日、株式会社クォーターズは、資金調達を実施したことを発表しました。 ホテル・結婚式場の運営・コンサルティング事業の展開や、マインドフルネス・フィジカルヘルスケア領域におけるテクノロジ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…