注目のスタートアップ

秘密計算エンジン「QuickMPC」提供の「Acompany」が2億円調達

company

2021年6月14日、株式会社Acompanyは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

独自開発の秘密計算エンジン「QuickMPC」の提供や、プライバシー保護・セキュリティに関するソリューションを展開しています。

秘密計算は、データの解析についても暗号化したままで行えるという特徴を持っています。

データのプライバシー保護とデータ流通・活用を両立させるために必要な技術です。

今回の資金は、「QuickMPC」の機能強化や、秘密計算アルゴリズムの拡充に充当されます。

これまでのデータ活用では、活用する際にいったん暗号化されたデータを生のデータに戻す必要がありました。

機密性の高いデータを扱う際、プライバシーの問題が生じるため、暗号化したまま活用できる技術が求められていました。

秘密計算技術が普及すれば、クラウドにアップロードされた他社の機密性の高いデータを利用することもできるようになります。

これはたとえば、医療の領域において、患者のデータを複数機関にわたって共有することが可能になるため、データ活用にとっては基本的な技術ともいえます。

起業後、業務支援ツールなどを導入することになると思います。しかし創業期はセキュリティまでは気が回らないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期に実施できるセキュリティについて詳しく伺っています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Acompany QuickMPC セキュリティ データ 株式会社 活用 秘密計算 秘密計算技術 解析 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

自動配送ロボットを開発する「LOMBY」が2.7億円調達
2024年10月1日、LOMBY株式会社は、総額2億7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 LOMBYは、自動配送ロボット「LOMBY(ロンビー)」を開発しています。 屋外のラストマイル…
地域医療連携システムを提供する「M-INT」が9,000万円調達
2024年2月22日、株式会社M-INTは、総額約9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 M-INTは、医療連携システム「M-INT」を開発・提供しています。 医療機関情報のデータベー…
独自開発有機培土と高機能環境制御ハウスにより高糖度ミニトマトを生産・販売する「OSMIC」が「三菱地所」と資本業務提携
2021年10月19日、株式会社OSMICは、三菱地所株式会社と資本業務提携に合意したことを発表しました。 これにより、三菱地所とOSMIC創業者を引受先とした第三者割当増資により、総額約12億5,0…
「TSUIDE」が完全並走型の営業DX支援サービス「UENI」をリリース
2022年6月9日、株式会社TSUIDEは、「UENI」の提供を開始することを発表しました。 「UENI」は、完全並走型の営業DX支援サービスです。 営業DXのための、ツール選定・ツール導入後の運用・…
植物活性剤(バイオスティミュラント資材)開発・販売の「アクプランタ」が資金調達
2020年2月20日、アクプランタ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 植物活性剤(バイオスティミュラント資材)「Skeeponシリーズ」を開発・販売しています。 植物の乾燥・高温耐性を…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集