注目のスタートアップ

衛星写真から耕作放棄地を分析するサービス「ACTABA」提供の「サグリ」が1.55億円調達

company

2021年6月2日、サグリ株式会社は、総額約1億5,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

衛星写真から耕作放棄地を分析するサービス「ACTABA」を開発・提供しています。

衛星写真を利用し、農地の荒れ具合をAIが分析し、耕作放棄地を可視化するサービスです。

自治体の義務である、農地利用状況調査に活用されています。

今後、「ACTABA」をコアに、農業におけるデータプラットフォームの構築を目指し、農家向けたの営農サービスの展開を予定しています。

具体的には、まずは、衛星データによる土壌診断の結果から、施肥量適正化や温室効果ガスの把握・削減を実現するサービスの開発の目指しています。

今回の資金は、全国における市町村のユーザー獲得・導入や、衛星データによる土壌解析技術の開発と実装に充当されます。

スマート農業やアグリテックなどというと、農家の課題を解決するビジネスが思い浮かびますが、農地利用状況調査など自治体が担当しなければならない領域にも適用できます。

耕作放棄地は全国でも増加しており、早期発見を行い新たな活用につなげる必要がありますが、農地利用状況調査は目視による確認が基本であるため、効率化が求められています。

最新技術を活用したプロダクトの開発には豊富な資金が必要です。シリーズ発行累計150万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ACTABA AI プラットフォーム 写真 分析 土壌診断 株式会社 耕作放棄地 衛星 資金調達 農地
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

商用EV車両の製造・販売を行う「EVモーターズ・ジャパン」が2億円調達
2023年2月22日、株式会社EVモーターズ・ジャパンは、合計2億円の資金調達を行うことを決定したことを発表しました。 引受先は、消防車両のリーディングカンパニーの株式会社モリタホールディングスです。…
「駿河台学園」と中高生向けタブレット教材提供の「atama plus」が業務提携
2019年9月4日、学校法人駿河台学園は、atama plus株式会社と、駿台予備学校および駿台グループ各社においてAI学習教材を共同展開することに合意したことを発表しました。 atama plusは…
工場・物流施設向け無人搬送ソリューション「eve auto」を提供する「eve autonomy」が10億円調達
2025年3月12日、株式会社eve autonomyは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 eve autonomyは、自動運転技術を使った自動搬送ソリューションの実現を目指し、ヤ…
AI育成アプリ提供の「エアフレンド」が1.63億円調達
2022年7月5日、エアフレンド株式会社は、総額1億6,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エアフレンドは、AI育成アプリ「エアフレンド」を開発・提供しています。 AIによる架空の友達…
キャリアSNSを運営する「YOUTRUST」が20億円超調達
2024年5月13日、株式会社YOUTRUSTは、総額20億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 YOUTRUSTは、キャリアSNS「YOUTRUST」を開発・運営しています。 仕事仲間とのつ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集