注目のスタートアップ

アパレル製造業向け生産管理クラウド・サービス運営の「patternstorage」が資金調達 β版も併せてリリース

company

2020年10月1日、patternstorage株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

また、「patternstorage」のβ版をリリースしたことも発表しました。

「patternstorage」は、アパレル製造業向け生産管理クラウド・サービスです。

多品種⼩ロット化に伴って急増する業務タスクをサポートすることで、業務効率化と生産性向上を図るものです。

β版では、資材の受発注システムとしての機能を重点的にリリースしています。様々なフォーマットの縫製仕様書をOCRでテキスト化し、資材の発注・管理業務を半自動で行う機能を備えています。

アパレル製造業における生産管理とは、デザインが決定した商品の生産する寮や、素材、価格、納期などの工程をすべて管理する業務です。

アパレル企業の多くは、大量生産・大量販売モデルによって成長してきました。しかし、今回の新型コロナウイルス感染症の流行により、アパレル業界の業績は大幅に悪化しました。嗜好品の大量生産・大量販売モデルのリスクが顕在化したとみてとれます。

そのためアパレル業界がこのさき生き残っていくためには、在庫リスクを低減させるため、受注生産型が理想の形態として挙げられます。しかし、すぐに受注生産型に完全移行することは難しいため、次善の策として、多品種少量・迅速生産対応が考えられます。

多品種少量・迅速生産対応には、細やかな生産管理が必要となるため、「patternstorage」のようなサービスは、大きく存在感を増していくと考えられます。

業務効率化はすべてのビジネスにおいて重要です。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ patternstorage アパレル クラウド 受発注 株式会社 生産 管理 製造業 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「アイポア微粒子分析ソリューション」などを手がける「アイポア」が2億円調達
2023年7月31日、アイポア株式会社は、約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社です。 アイポアは、AIとポア計測技術により、革新的な検査製品…
2022年4月にeスポーツエンターテインメント施設「RED° TOKYO TOWER」オープン予定の「東京eスポーツゲート」が3億円調達
2021年10月27日、東京eスポーツゲート株式会社は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 東京タワー直下の東京タワーフットタウンビル(1階/3階/4階/5階)に、eスポーツを軸とし…
「ジャフコグループ」が「フジテックス」に資本参加
2022年7月28日、ジャフコグループ株式会社は、株式会社フジテックスに対し戦略的パートナーとして資本参加したことを発表しました。 フジテックスは、販促事業、環境事業、エネルギー事業、物流事業、リユー…
トータル・ボディケア・ブランド「アイム ラフロリア」展開の「Mellia」が資金調達
2019年8月29日、Mellia株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 デリケート・ゾーン・ケアから始まるトータル・ボディケア・ブランド「アイム ラフロリア」を展開しています。 現在は、…
ライブコマースの企画から配信までを手がけるコンサルティングサービス「LIVURU」を展開する「Tailor App」が3.5億円調達
2024年8月1日、株式会社Tailor Appは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Tailor Appは、ライブコマースのコンサルティングサービス「LIVURU」や、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集