注目のスタートアップ

経営管理クラウド「Loglass」運営の「ログラス」が8,000万円調達

company

2020年7月8日、株式会社ログラスは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、次世代型経営管理クラウド「Loglass」の正式提供の開始もあわせて発表しました。

「Loglass」は、企業が表計算ソフトで取り組む予算策定や、予実管理、見込管理などの経営管理業務を最大80%効率化するサービスです。

経営管理を行う者は、事業部支店に向けてワン・クリックで表計算ソフト上にデータ入力フォーマットを自動で発行することができます。

事業部・支部が、発行されたフォーマットに数値を入力することでクラウドに数値が提出され、自動で各種財務分析レポートが構築されます。

様々なExcelやスプレッドシートに分散する情報・数値を簡単に集約し、全社員に閲覧権限制御をかけながら情報を提供することが可能となります。

今後、取り込み可能なデータ属性の拡充や、分析機能の強化を行っていくようです。今秋には取り込んだデータを外部のビジネスインテリジェンスツールに連携する機能の公開を予定しています。

今回の資金は、開発・営業人員の採用を中心に充当されます。

経営管理とは、経済活動の促進、効率的な目標達成のために、意図的に調整・総括を行う経営手法です。これにより、事業部や支部などの方向性を統一し、モチベーションを向上させることを目指すものです。

ICTツール・サービスの普及により、各業務の効率はよくなっています。しかし情報は様々なところに散在するようになっており、データの有機的な活用はまだ充分に行えているとはいえません。

これらの情報を統合して活用することができれば、経営・現場の成果を正確に分析・評価し、経営戦略に役立てることができるようになるでしょう。

多くの企業ではシステムが複雑化しており、新たなわかりやすいシステムに置き換えることにコストがかかる状況となっています。しかし創業期はまっさらな状態のため、最新のシステムを導入することができます。「冊子版創業手帳」では、社内システムの導入ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Loglass クラウド ログラス 効率化 株式会社 経営管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

代理店などパートナー企業との共同営業を支援するSaaS「Hiway」を運営する「ハイウェイ」が1.2億円調達
2022年7月21日、株式会社ハイウェイは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ハイウェイは、代理店などパートナー企業との共同営業を支援するSaaS「Hiway(ハイウェイ…
Jamstackを使ったWebサイト制作・システム開発事業を展開する「ちょっと」が5,000万円調達
2022年12月16日、ちょっと株式会社は、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ちょっとは、Webサイト制作・システム開発の受託事業を展開しています。 2021年夏頃から、フロ…
「MUSVI」がテレプレゼンスシステム「窓」を活用した空間接続ソリューション事業を開始
2022年9月20日、MUSVI株式会社は、ソニーグループ株式会社、セーフィー株式会社、SREホールディングス株式会社の出資を受け、テレプレゼンスシステム「窓」を活用した空間接続ソリューション事業を開…
商業用不動産データ分析基盤の提供などにより不動産業界のDXを推進する「estie」が28億円調達
2024年10月8日、株式会社estieは、総額28億円の資金調達を実施したことを発表しました。 estieは、商業用不動産データ分析基盤「estie マーケット調査」を中心に不動産業界のDXを推進し…
テレワーク向け音声通話サービス「roundz」提供の「ラウンズ」が資金調達
2022年6月24日、ラウンズ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年6月25日から株式投資型クラウドファンディングによる資金調達を開始することも発表しています。 ラウンズ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集