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次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」開発・販売の「APB」が資金調達

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2020年6月30日、APB株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、豊田通商株式会社です。

以前の資金調達は2020年3月4日で、総額約80億円を調達しています。

APBは、次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」を開発・販売しています。

活物質に樹脂被覆を行い、樹脂集電体に塗布をすることで電極を形成しており、この独自の製造プロセスにより、従来のリチウムイオン電池よりも工程の圧縮を実現しています。

今回の資金は、全樹脂電池の量産工場設立などに充当されます。

現在のリチウムイオン電池は、スマートフォンや電気自動車など、さまざまな製品に使われていながら、複雑な製造工程や、発火などの課題を抱えています。

APBの開発する全樹脂電池は、従来のリチウムイオン電池の課題すべてを解決する画期的な電池です。IoT社会の到来に、この全樹脂電池は大きな貢献を果たす可能性があります。

革新的なプロダクトの開発には、多くの資金を必要とします。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関する情報を詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ APB リチウムイオン電池 全樹脂電池 株式会社 次世代 資金調達 開発
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