注目のスタートアップ

分散型台帳ソフトウェア開発の「Scalar」が資金調達

company

2020年2月14日、株式会社Scalarは、資金調達を実施したことを発表しました。

分散型台帳ソフトウェア「Scalar DLT」を開発しています。

分散データベース・ソフトウェア「Scalar DB」と分散型台帳ソフトウェア「Scalar DL」から構成されています。

電子署名が付与されたスマート・コントラクトを分散トランザクションの形式で実行し、実行結果を複数の独立したコンポーネントで連鎖的に管理します。

これにより、高い改ざん検知性を有しつつ、従来のブロックチェーンでは実現が困難であった高いスケーラビリティ、強い一貫性、確定性を実現するものです。

今回の資金は、「Scalar DLT」の機能拡張や、ドメイン特化型ソリューション・テンプレートの拡充、拡販に向けた体制構築に充当されます。

分散型台帳技術(ブロックチェーン)はまだ発展途上ではありますが、将来のインフラの基盤技術となるでしょう。

Scalarに新たに投資した電源開発株式会社は、電力事業を展開しており、分散型台帳ソフトウェア技術と融合させ、グローバルでの新たなインフラ・ビジネスの創出を目指すようです。

「Scalar DLT」が特徴とする高いスケーラビリティは、複雑かつ大きくなるインフラ・ビジネスにとって必須といえそうです。

研究開発系のスタートアップにとっては、資金が研究開発にとって重要となってきます。

冊子版創業手帳」では、資金調達の方法や、M&AなどのEXITについても詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Scalar Scalar DLT ブロックチェーン 分散型台帳 株式会社 研究開発 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AI議事録サービスを提供する「Notta」が9.9億円調達
2025年5月29日、Notta株式会社は、総額9億9000万円の資金調達を発表しました。 Nottaは、AI議事録サービス「Notta」を提供しています。 言語に応じたAI音声認識エンジンを用い、ス…
車載アプリ市場の基盤システムの構築を目指す「Bashow」が1.8億円調達
2025年6月11日、株式会社Bashowは、総額1億8000万円の資金調達を発表しました。 Bashowは、車載アプリ市場の基盤システム構築を目指しています。 その足がかりとして、車載アプリの先駆け…
バックオフィス代行サービス「オフィス番」を提供する「レジリエント」が4300万円調達
2025年7月18日、レジリエント株式会社は、総額4800万円の資金調達を発表しました。 レジリエントは、バックオフィス代行サービス「オフィス番」、管理部長代行サービス「オフィス番プラス」、ゼロからの…
優秀層就活支援サービス「レクミー」などの「リーディングマーク」が1.75億円調達
2019年9月19日、株式会社リーディングマークは、総額1億7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本最大級の優秀層就活支援サービス「レクミー」や、無償の適性検査「キャリアベース」を…
ソフトウェアデモプラットフォームを提供する「PLAINER」が4億円調達
2025年5月20日、PLAINER株式会社は、総額約4億円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約5.7億円となります。 PLAINERは、ソフトウェアデモプラットフォーム「…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集