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専門医による遠隔集中治療ソリューション開発の「T-ICU」が1.53億円調達

2019年10月15日、株式会社T-ICUは、総額1億5,257万円の資金調達を実施したことを発表しました。

専門医による遠隔集中治療ソリューションを開発・提供しています。

遠隔地から集中治療医や専門医が、現場の医師や看護師から提供された情報を基に24時間アドバイスを実施することで、現場の医師や看護師の負担を軽減するシステムです。

2019年10月現在、T-ICU契約病院は、12病院となっています。

株式会社T-ICU 代表取締役社長/医師 中西 智之氏のコメント

今回のニュースにつきまして、株式会社T-ICU 代表取締役社長/医師 中西 智之氏よりコメントが届きました!

中西 智之
日本集中治療医学会専門医・日本救急医学会専門医・日本麻酔科学会専門医
2001年 京都府立医科大学 医学部 卒業
2003年 熊本赤十字病院 心臓血管外科
2007年 横浜市立大学 麻酔科学教室 入局
2009年 武蔵野赤十字病院 救急救命センター
2013年 守口生野記念病院 救急科 部長
2019年 聖マリアンナ医科大学 非常勤講師(救急医学)
2019年 東京女子医科大学 非常勤講師
ーこの事業を始めた経緯について教えてください。

中西:現場の医師として働く中で、集中治療専門医のいない病院が多いこと、それにより患者への医療提供の質に格差が生まれているという事に気づきました。その問題を遠隔で専門医が相談にのることで医療の質の改善を図ることができないか、と考えたことがきっかけでした。

ー今回の資金調達について、どのような反響がありましたか?

中西:多くの企業樣より協業のお話がきております。志を同じくする方々と、遠隔ICUを広めて行ける事、嬉しく思っております。

ー今後どのような事業展開をしていきたいと考えているか、教えてください。

中西:我々のサービスは「重症患者に対応する医師へのサポート」です。まさに医療のど真ん中と言えると思いますので、まずは安全に、遠隔ICUを広めていきたいと考えています。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ T-ICU 医療 資金調達
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