注目のスタートアップ

ペットシッターのシェアリング・アプリ「ぱうわん」運営の「ぱうれんつ」が資金調達

2019年8月30日、株式会社ぱうれんつは、資金調達を実施したことを発表しました。

ペットシッターのシェアリング・アプリ「ぱうわん」を運営しています。

アプリから、100%有資格のペット・シッターに、必要な時の必要なだけを依頼することができるサービスです。

アプリにはGPS機能があり、シッターとペットの位置をリアル・タイムで確認することができます。

今回の資金は、「ぱうわん」上での獣医往診サービス提供に向けたシステム開発に充当されます。

株式会社 ぱうれんつ 代表 前田 葵氏のコメント

今回のニュースにつきまして、株式会社 ぱうれんつ 代表 前田 葵氏よりコメントが届きました!

前田 葵
・慶應義塾大学法学部卒業
・日米バイリンガル
・新卒で米国クラウドコンピューティング会社勤務後、帰国後セールスフォース・ドットコムにてデジタルマーケティング部門のプロジェクトマネジャーを経験後、LINE株式会社で広告開発業務に従事した後、起業。
ーこの事業を始めた経緯について教えてください。

前田:主な経緯は、私自身がフルタイムで仕事をしながら犬を飼って、まだ日本には忙しい飼い主に寄り添うサービスが無いなと感じたことがきっかけです。(例えば急な外泊で一時預かりしたい際でも、事前に電話で予約して店舗まで来店してワクチン接種を預ける前に証明をしないといけなかったり。)

また動物シェルターでボランティアした際に、しつけや人馴れができている犬が多く、過去に愛されていた犬たちが捨てられる背景には、飼い主の責任ももちろんあるものの、家庭の中でお世話が大変な時に誰かにもっと気軽に頼れる社会であるべきだと思ったためです。

ー今回の資金調達について、どのような反響がありましたか?

前田:今回業界で著名な藤野獣医師に株主として参画いただいたことで、獣医師からの問い合わせが複数ありました。このコネクションはしっかり活かし、獣医往診においては唯一無二のアプリサービスにしていきたいと思います。

ー今後どのような事業展開をしていきたいと考えているか、教えてください。

前田:近年動物の健康寿命が伸び、今飼育されているペットの過半数はシニア犬、シニア猫と言われています。そのため動物病院に行く機会も何かと多くなりがちですが、その中で自宅に獣医がきてくれる往診診療は飼い主にもペットにも負担をかけづらいため、強いニーズがあります。「ぱうわん」アプリでは今後都内全域をサービス対象の目標に、往診医療を依頼できるプラットフォームとして開発を進めています。また東京だけでなく、関西や九州へのエリア展開や近隣アジアへの進出も視野に入れています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ぱうれんつ ぱうわん ペット ペットシッター マッチング 獣医往診サービス 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

eギフトサービス「AnyGift」を運営する「AnyReach」が1.1億円調達
2023年1月25日、AnyReach株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 AnyReachは、eギフトサービス「AnyGift(エニーギフト)」を運営しています。 ECやD2Cを運営す…
産直通販サイト「食べチョク」運営の「ビビッドガーデン」が7億円調達
2023年1月25日、株式会社ビビッドガーデンは、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、地方銀行系VC6社と独立系VC1社です。 また直近では、2022年6月14日に、約13…
会員型SNS「FOLLOW ME」やNFTデジタルトレカのマーケットプレイス「HABET」を運営する「NUNW」が12.8億円調達
2022年9月30日、NUNW株式会社は、総額12億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 NUNWは、クリエイターとファンをつなぐ会員型SNS「FOLLOW ME」と、NFTデジタル…
リアルなコミュニティ施設の企画・運営や地域コミュニティアプリ「ピアッザ」を手がける「PIAZZA」が1.2億円調達
2023年7月19日、PIAZZA株式会社は、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 PIAZZAは、リアルなコミュニティ施設の企画・運営や、地域コミュニティアプリ「ピアッザ」…
企業と協力し小中高生向けキャリア教育を支援する「CHEERS」が資金調達
2024年12月18日、CHEERS株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、明治安田生命保険相互会社です。 CHEERSは、さまざまな企業との協力で小中高生向けキャリア教育を支援…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集