主婦におすすめの在宅ワーク15選|未経験でも安全に高収入を目指せる仕事
データ入力からスキルを活かせる仕事まで!在宅ワークの選び方や注意点を解説
コロナ禍の影響もあり、近年増えている在宅ワーク。特に家で過ごす時間の多い主婦の方や子育て中の方には、出かけずに仕事ができる在宅ワークはぴったりです。
でも、「初めての在宅ワークで何からしたらいいかわからない」「本当に稼げるのだろうか?」と疑問や不安のある方も多いかと思います。そこでここでは、主婦の在宅ワークの選び方やおすすめの在宅ワークを詳しくご紹介。
また、在宅ワークをきっかけに起業を考えたい人もぜひ参考にしてください。
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この記事の目次
在宅ワークのメリット・デメリットとは?
在宅ワークとはその言葉のとおり、家にいながらにして仕事をすること。まずは主婦が在宅ワークをするメリット・デメリットについて知っておきましょう。
主婦の在宅ワークのメリット
主婦の方が在宅ワークに挑戦するメリットとしては次のようなことが挙げられます。
- 時間や場所を選ばないので、子育てや家事の合間に働きやすい
- 特別な道具や交通費が必要なく、スマホやPC一台でできることが多い
- 社会とのつながりを実感しやすい
- 自分の自由に使いやすい収入源を得られる
在宅ワークは固定時間の決まっていない出来高制のものが多いので、家事や育児に忙しい主婦の方でもできる範囲で仕事を受けることができるのが最大のメリットといえます。
主婦の在宅ワークのデメリット
一方、次のような点はデメリットといえるかもしれません。
- 仕事を受けすぎると家事や育児に支障が出る可能性も
- 単価の低い案件も多く、「月10万円以上!」などは難易度が高い
主婦であるかどうかにかかわらず、企業に属さず在宅でできる仕事には単価の高いものはあまりありません。よく「月10万円以上稼ぐ!」などと謳われたものもありますが、一日に何時間もまとまった作業時間が取れる方ではないと、実際には簡単な金額ではありません。
ただし、隙間時間を上手に活用すれば月数万円〜10万円前後稼ぐことも夢ではありませんし、決めた在宅ワークでスキルを上げていけば単価もだんだん上げていくことも可能です。
主婦の在宅ワークの選び方
家事や育児に忙しい主婦の方が在宅ワークを選ぶ際には、
- 時間や場所を選ばない在宅ワークを選ぶ
- サポートの手厚い在宅ワークを選ぶ
というポイントを意識するのがおすすめです。以下、詳しくご説明します。
時間や場所を選ばない在宅ワークを選ぶ
在宅ワークと銘打っているものの中には、「何時から何時まで」と時間が決められていたり、どこかに行って写真を撮影したり納品したりといったことが必要なものもあります。
もちろんこれらを選んでも良いのですが、特に子育てなどで忙しい主婦の方には時間や場所の制約のない在宅ワークの方がおすすめです。
サポートの手厚い在宅ワークを選ぶ
特に初めて在宅ワークをする主婦の方やPCの操作に慣れていないという主婦の方には、サポートの手厚い企業の在宅ワークがおすすめです。
求人情報の中に、「現場のスタッフが一から丁寧に教えます」などと明記しているものを選ぶと良いでしょう。簡素な言葉や誤字脱字の多い文章で書かれた求人情報より、説明や条件が詳しく書かれている求人情報の方がサポートの手厚い案件である可能性が高くなります。
主婦におすすめの在宅ワーク
ここからは、主婦の方におすすめの在宅ワークを、
- コツコツ稼ぎたい主婦の方向け
- 書くのが好きな主婦の方向け
- 企業の営業やバックオフィスに携わりたい主婦の方向け
- 語学や学習経験を活かしたい主婦の方向け
- 特別なスキルを活かしたい主婦の方向け
の順でご紹介します。
コツコツ稼ぎたい主婦におすすめの在宅ワーク
特別な技能がなくてもスマホやPC一台で働ける在宅ワークをご紹介します。
ポイントサイト・アンケートモニター
ポイントサイトは「お小遣いサイト」などとも呼ばれ、サービスへの会員登録やアンケート回答、ゲームやカード作成などをすることでポイントが貯まる在宅ワークです。貯めたポイントは現金や電子マネー、ギフト券などと交換することができます。
アンケートモニターはアンケート回答や座談会(オンラインのものも)への参加などに対して謝礼を受け取る在宅ワーク。指定の商品やサービスを受け取って実際に試して回答するものや、「お酒を飲むかどうか」など普段の生活についてのアンケートに回答するものもあります。
データ入力・商品登録
マニュアルにしたがってデータを入力したり、ファッションサイトやフリマサイトなどへの商品登録を行ったりする在宅ワークです。多種多様な案件があり、いろいろな業界に触れてみたい主婦の方や単純作業が苦にならない主婦の方におすすめです。
実際にある募集の例としては、
- BUYMAの商品登録(商品の色やサイズ、価格などの情報をコピー&ペーストなどで入力する)
- インフルエンサーのリサーチ(InstagramやYouTubeなどを調べ、インフルエンサーの名前とURLをコピー&ペーストなどで入力する)
- YouTubeの動画広告のURL収集(YouTubeで表示される広告のURLを集めたり、再生回数を確認して入力する)
など。特にBUYMAをはじめとしたECサイトへの商品登録の在宅ワークは多くの募集があります。
書くのが好きな主婦におすすめの在宅ワーク
続いて、文章を書くことやPCで文字を打つことが好きな主婦の方におすすめの在宅ワークをご紹介します。
口コミ・レビュー投稿
自身が実際に使ったことのある商品やサービスの口コミ、ドラマや映画の感想などを投稿する在宅ワークです。投稿した口コミやレビューはWebの記事などに掲載されることもあります。
実際にある募集の例としては、
- 特定の脱毛サロンの施術を受けた感想
- 特定の映画を観た感想
- 子連れで出かけてよかった場所の紹介レビュー
など。様々な募集があるので、自身が利用したことのある商品やサービスを見つけたらぜひエントリーしてみると良いでしょう。
テープ起こし・文字起こし
あらかじめ用意された映像や音声データを視聴し、それを文字に書き起こす在宅ワークです。
長さにもよりますが、骨の折れる作業ではあるので根気のある主婦の方に向いています。まずは短めの案件に応募し、慣れてきたら長い収録時間の文字起こしに挑戦するのがおすすめです。
Webライター
文章を書くのが得意な主婦の方におすすめなのがWebライターの在宅ワークです。Webサイトに載せる記事を執筆します。
テーマも恋愛系・美容系・不動産系・健康系など多種多様。「コスメはちょっと興味があるから美容系にしてみようかな」など、自分の少しでも詳しい分野や好きなジャンルだとつづけやすくなります。
初めての場合はWebの文章の書き方や構成の作り方がわからないことも多いと思うので、「初心者歓迎」「丁寧に教えます」といったことが明記されている案件に応募するのがおすすめです。
YouTubeのシナリオライター
最近増えてきているのがYouTube関連の在宅ワークです。動画編集のスキルや高い文章力がなくてもチャレンジできます。
漫画動画や映画のレビュー動画など、様々なテーマの募集が出ており、普段からYouTubeを見慣れている方にはおすすめの在宅ワークです。
企業の営業やバックオフィスに携わりたい主婦におすすめの在宅ワーク
企業の中には一部のオフィスワークを在宅ワーカーに委託しているところもあります。そうしたお仕事に関わりたい主婦の方におすすめの在宅ワークをご紹介します。
電話スタッフ
社員に代わって、電話で営業やカスタマーサポートを行う在宅ワークです。電話で話す相手は案件によって法人のことも個人(カスタマー)のこともあります。
「一日○件程度」と件数ベースでノルマが決まっている場合もあれば、「○時から○時まで」と時間帯が決められている場合もあります。ご自身の生活スタイルや取れる時間に合わせて選ぶと良いでしょう。
在宅事務
企業の事務作業を代行する在宅ワークです。もともと事務職をやっていた主婦の方はもちろん、PC作業が得意な主婦の方におすすめです。
仕事内容は案件により様々ですが、請求書・領収書の作成やメール送信、顧客管理や資料の作成などがあります。
語学や学習経験を活かしたい主婦におすすめの在宅ワーク
続いては、語学や学校での学びを活かしたい主婦の方におすすめの在宅ワークをご紹介します。
家庭教師・英会話講師
家庭教師や英会話講師はオンラインでできるものも増えているので、主婦の在宅ワークの一つとしておすすめです。
教員などの経験があればもちろんのこと、学生時代の家庭教師・塾講師の経験や留学経験なども応募の際のアピールになるでしょう。
翻訳
英語などの外国語が得意な主婦の方には、翻訳の在宅ワークもおすすめです。
記事やメルマガなどの翻訳の仕事もありますが、最近多いのは海外YouTube動画の翻訳やECサイトの商品ページの翻訳など。「外国語→日本語」の場合も、「日本語→外国語」の場合もあります。
添削
学習経験を活かしたい主婦の方には添削の在宅ワークもおすすめです。
通信添削の指導や試験の採点業務などがあり、いずれも採点基準やマニュアルが完備されているので慣れればサクサクと進めることができます。一定の学力や慣れは必要になりますが、在宅ワークの中では高単価のお仕事の一つです。
特別なスキルを活かしたい主婦におすすめの在宅ワーク
最後に、特別な技能を活かして働きたい主婦の方におすすめの在宅ワークをご紹介します。
デザイン・Webデザイン
デザイン系の仕事は特に需要の高い案件の一つ。学校で学んだか独学で学んだかにかかわらず、イラスト制作やWebデザインなどができる方はぜひチャレンジしたい在宅ワークです。
募集の様々で、企業やサービスのロゴ制作やWebサイト制作、似顔絵やアイコンの制作などがあります。
動画編集
動画編集のスキルを持っている主婦の方には、動画づくりの在宅ワークもおすすめです。
YouTube動画をはじめ、YouTube広告動画やInstagramのリール動画、企業のレシピ動画など様々な募集があります。単純なテロップ入れの在宅ワークもあるので、高い編集技術がなくても応募が可能です。
プログラミング
エンジニアとしてのスキルがある主婦の方には、プログラミング系の在宅ワークもおすすめです。
他の仕事と比べて特に高単価になることも多いので、自身の取れる時間などと相談して仕事を受けると良いでしょう。
スキルシェアやハンドメイド販売
上記でご紹介した以外にも、
- 占い
- 恋愛相談
- ビジネスのアドバイス
- サイト制作
- 作曲
- パーソナルカラー診断
- キャリア相談
など何か得意なことがある場合はスキルシェアのサービスで出品してみるのもおすすめです。また、手先を使う作業が得意な主婦の方ならアクセサリーや小物などをハンドメイドで製作して販売するのも良いでしょう。
主婦が在宅ワークをするときの注意点
終わりに、主婦の方が在宅ワークをするときに気をつけるべきポイントを3つご紹介します。
連絡を怠らない
在宅ワークは出勤の必要がないぶん、依頼主との間のコミュニケーションが簡素になりがちです。
在宅ワークで仕事を継続的に取っていくためには、報連相(報告・連絡・相談)の基本的な連絡をしっかりと行うことがとても大切です。家事や育児でどうしても納期を過ぎてしまうというときにも、事前に相談や報告をしていれば問題なく納期をずらしてもらえる可能性もあります。
逆にこうした連絡を怠ってしまうと、その依頼主からは二度と在宅ワークのお仕事をもらえない可能性も。クラウドソーシングなどのサイト経由で依頼を受けていた場合はワーカーとしての評価やレビューにも傷がついてしまうので、しっかりと気をつけたいところです。
詐欺や極端に低給の仕事には注意
在宅ワークは顔が見えないことから、中には怪しい案件なども存在します。見分けるのは簡単ではないかもしれませんが、たとえば「この仕事を受けるためには○万円の研修費が必要」「確実に月数十万円稼げる!」などと謳っているものには注意が必要です。
また、詐欺ではなくても極端に単価の低いものには要注意。忙しい主婦の方が家事や育児の合間を縫って在宅ワークをするのですから、時給換算して500円を切るものや、いつまで経っても単価がアップしないものは避けた方が良いのではないかと思います。
配偶者の扶養から外れないように注意
主婦の方の在宅ワークでの所得が一定額を超えてしまうと、所得税が発生したり配偶者の社会保険の扶養から外れてしまうことがあります。そうなるとせっかく稼いでもかなりの金額を税金で持っていかれてしまうということになりかねませんので、あらかじめ金額を確認してその金額内で稼ぐのを目指すことをおすすめします。
企業に属さず行う在宅ワークの場合、所得が年間38万円を超えると所得税の課税対象に(確定申告が必要)、年間33万円を超えると住民税の課税対象になります。
まとめ
家事や育児で忙しい主婦の方におすすめの在宅ワークやその選び方と注意点について解説してきました。
主婦の方の在宅ワークは、危険なものや過度に単価の低いものは避け、配偶者の方の扶養に外れないよう注意しながら行うのがおすすめ。ですが、もちろん成功して大きな金額を稼げるようになってしまえば、チームを作って本格的に運営したり起業したりするということも可能です。