もしも社長が病気で入院したら………会社の経営はどうする?

ライフプランナーって、どんな人たち?

(2017/7/13更新)

経済的、時間的に余裕のない会社設立時、コスト管理に対して過敏になる時期だろう。そんな時「保険」はあとまわしに考えがち。しかし、経営者に過度な負担のかかる創業時にこそ、その企業にとって必要な保険を検討することと、それに対するアドバイザーが不可欠だ。今回は、ソニー生命のライフプランナーと創業者にお話をうかがった。

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米田 哲郎(よねだ てつろう)
株式会社シーピーユー
電通にてメディアプランニング業務に従事したのち、各種マーケティング業務/営業開発業務/新規事業立ち上げを経験。2011年独立。現在、大手企業を中心とした組織課題解決コンサルティング会社を経営。昨年より、企業従業員の健康促進サービスをスタート。2016年日経BP社日本のベストベンチャー25社に選出。https://bizcpu.co.jp/

経営者×ライフプランナー ともに歩んだ5年間を語る

5年前、創業直後の経営者とライフプランナーは出会う

ーおふたりは共通の経営者からのご紹介で知り合ったと聞きましたが。

米田:「(中村 )俊ちゃんの第一印象は、笑顔が爽やかで親しみを持てる好青年だなと」
中村:「米田さんは、会ったその時から、事業に対してすごく熱く語ってくれました。ちょうど独立された直後だったようで」
米田:「彼は聞き出し上手だから。初めて会ったのに昔からの友人と話しているような気持ちになっていたよね」

ー話の中で、課題の認識をできるようなことはありましたか?

米田:「それはもう、色々なタイミングで。けれど、もしも、自分が働けなくなった時のことを言われたときはぞっとしたね」
中村:「創業期の経営者の方は、無我夢中で自分の体や精神にかかっている負担に気づかないことが多いのです。ふっと気が緩んだ時に倒れてしまう人を実際に見てきたので」
米田:「僕自身がそうなったとして、その後会社がどうなるかは、考えたことがなかった。経営者は現在のことばかり考えがちだから、未来に起こりうることを指摘してもらって、目が覚めた気分だったよ。自分の近くで、そういうことを言ってくれるアドバイザーがいることは、心強いよね」

最初は相手を知るための会話

ーここまでで、保険の話が全然出てきませんが、お2人ではそのような話をしないのですか?

中村:「経営者の方にとって、保険は事業と私生活の両方に関わってくるものなので、人によって形が違うはず。それを提案するためには、保険の話以前に経営者の考え方を知っておかなければならないんです」
米田:「最初の方、保険の話を全然しなかったもんね」
中村:「そうですね、僕がまずできることは、相手のお話を聞いて、そのステージで起こりうる課題やリスクを情報として提供することです。それで保険が必要ならその時に話しますね」

ー具体的に、経営者がしておく備えとは、どのようなことですか?

中村:「創業期は、経済的にも人員的にも余裕がないので、 最低限のコストで、最大限の効果を生みださなければいけません。その中で、実は保険は事業経営における有効な使い道があるのです。例えば、社長、従業員の誰かが動けなくなった場面では、その瞬間に売り上げが落ちる可能性があります。特に経営者の場合、個人で保障を用意することとは別に、法人としても「保障」を用意しておく方が、万が一の場合に、経営を圧迫しないで済みます。経営者自身は、個人で入った方がいい保険と、法人で入った方がいい保険の、両方に対して備えをしておいた方がよいでしょう」
米田:「創業時は、保険を後回しにしがちだけれど、 聞けば聞くほど、スタートアップで必要なものなのだなと実感しました。創業者は、まず話を聞くべきだと思います」

経営者が動けない状態になった時の影響は?(複数回答)

会社経営に全身全霊をそそぎ、毎日を戦い抜く経営者が、突発的に倒れるケースは少なくない。 突然に、会社の屋台骨が第一線からいなくなった場合は、その後の経営、運営にも大きな影響が。

出典:帝国データバンク委託調査(2015年度実施)

ライフプランナーって、どんな人たち?

会社の未来を守るために

ライフプランナーとは、生命保険のプロフェッショナルのこと。個人、法人両方の保険をみられる。しかし、彼らの強みはそれにとどまらず、財務や経営、税務、果ては法律に関するものまで、幅広い知識を持っていることだ。「私たちライフプランナーは、フルコミッションで動いているので、独立自営業者に近い立場です。同じ気持ちでいられたらと思います」とは、中村さん。経営者と会う時は、その企業を調べ、今いるステージで起こり得る事例まで下調べし、情報として提供するようにしているのだとか。自身の持つ、広い人脈から、縁を繋ぐことも多い。まさに経営者に寄り添う総合的なコンサルタントと言える存在だろう。

まずは、ライフプランナーに会って、話しをしてみること。

経営者は、会社と個人、両方の保険に入ることができ、万が一の場合には、それぞれの保険で、受け取る保険金の金額と用途は異なる。それ故に、経営者が保険に入る場合には、会社の経営のこと、自分の治療費のこと、家族の給与のことなど、事業とプライベート両面に関わる金銭的なリスクを考え、備えをしておく必要がある。緻密で戦略的な保険を組み、活用するためには、相応の知識を備えたアドバイザーが必要だ。大切なのは「誰から話を聞くか」ということではないだろうか?

中村 俊介(なかむら しゅんすけ)
ソニー生命保険株式会社 スペシャル ライフプランナー
「一生涯にわたって、あらゆる局面にてお客様をサポートし続ける」という使命感と、独立起業家のような働き方ができることに惚れ込み、大手教育出版社から転職。営業経験ゼロから年間新人賞・年間優秀賞を獲得。個人・法人の両面からの財務コンサルに基づく保障の提供のみならず、企業の課題解決につながる人材紹介や企業研修まで手厚いサポートには定評がある。

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(取材協力:ソニ-生命保険株式会社
(編集:創業手帳編集部)

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