サービスオフィス「H¹O(エイチワンオー)」の基本情報を解説!契約するメリット・デメリットもご紹介
野村不動産が提供するサービスオフィス「H¹O(エイチワンオー)」の基本情報や利用するメリット・デメリットをご紹介します
創業期や規模がそこまで大きくない企業にとって、広めのオフィスを借りるのに抵抗を感じてる経営者の方も多いのではないでしょうか。人員数によっては、スペースが無駄にできてしまうほか、高額な賃料に悩むケースも少なくありません。
そこで、注目を集めているのが、野村不動産のサービスオフィス「H¹O(エイチワンオー)」です。具体的な基本情報や、利用するメリット・デメリットを解説します。
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この記事の目次
野村不動産のサービスオフィス「H¹O(エイチワンオー)」とは?
「H¹O(エイチワンオー)」とは、野村不動産が展開するサービスオフィスです。動きやすさを重視したヒューマンファーストをコンセプトとし、少人数の企業や、リモートワークに伴うサテライトオフィスとして活用できます。最大5段階のセキュリティやインターネット環境にも力を入れており、快適に仕事に打ち込める環境です。
「H¹O(エイチワンオー)」の基本情報
「H¹O(エイチワンオー)」は、従来のオフィスと異なり、少人数を意識しているのが特徴です。1名からでも入室可能なオフィスを用意しているため、個人事業主や起業家でも気軽に利用できます。また、現在は都内のみの営業ですが、今後は大阪でもオフィスを展開する予定です。
少人数で働けるレンタルオフィス
野村不動産が提供するサービス付きオフィス「H¹O」は、少人数企業のニーズを満たしています。従来のオフィスは、ある程度大人数を想定した広さであることが多く、有効に活用できないケースもありました。
H¹Oのオフィスは、1~20名ほどの少ない人数を収容できるほどの大きさで、スタートアップ企業や、創業したばかりの起業家にもおすすめです。賃料に関しても、オフィスルームの面積によって決められており、経費削減にもつながります。
2023年度末までに15拠点を開設予定
「H¹O」は、2023年度末までに計15拠点の開設を予定しています。2021年2月現在、新宿・日本橋・虎ノ門といった都内8ヵ所のみの営業ですが、2021年7月には大阪でも新たに開設予定です。都内のなかでもビジネス街に立地しているのが特徴で、取引先へ訪問しやすいほか、従業員の出勤にも便利です。
「H¹O(エイチワンオー)」を利用するメリット
H¹Oが気になる方は、本格的に利用を始める前に、メリットを確認しておきましょう。少人数向けのオフィスですが、15名を収容できるオフィスルームもあり、人数が増え始めているスタートアップ企業の利用にも最適です。また、それぞれのオフィスルームだけでなく、シェアスペースも用意しているため、仕事をしやすい環境が整っているのがポイントです。
人数に合わせてオフィスの規模を選べる
H¹Oのメリットは、人数に合わせてオフィスを選べる点です。たとえば、H¹O西新宿は、定員2~3名の小規模から、最大15名まで収容可能なオフィスルームを用意しています。起業直後でメンバーが少ないときは2~3名、会社が成長していき人数が増えた場合には15名のオフィスルームを借りるといったフレキシブルな使い方もおすすめです。
シェアスペースを快適に利用できる
H¹Oには、それぞれのオフィスルームだけでなく、24時間利用可能なシェアスペースも利用できます。共用Wi-Fi・ドリンクサービス・ガジェット貸し出しなどを行っており、コワーキングスペースのように快適に仕事に打ち込められるのがポイントです。
また、H¹Oでは、有料オプションで会議室の利用も提供しています。自社での会議はもちろん、取引先との打ち合わせを行う際にも便利です。
創業間もない企業も利用しやすい
創業したばかりの企業でも利用しやすいのが、H¹Oの特徴です。通常のオフィスで必要されている6ヶ月分ほどの敷金・保証金が不要であるため、初期コストを抑えられます。
また、H¹Oにはそれぞれのオフィスに家具が用意されており、自社での一式揃える必要もありません。ランニングコストに関しても、水道・光熱費、清掃費はすべて賃料に含まれているため、月々の経費を減らしたい企業にも最適です。
「H¹O(エイチワンオー)」のデメリット
利便性に優れたH¹Oですが、利用する際にはデメリットにも気をつけましょう。大阪でのオフィス開設も予定されていますが、現状としては東京都の中心部のみでの展開であるため、地方や郊外からアクセスしにくいと感じるかもしれません。また、契約期間についても、あらかじめ確認しておく必要があります。
現時点では都内のみしか利用できない
2021年2月現在、H¹Oは、東京都の中心地のみに開設しています。オフィス街に立地しているため、ビジネス的に便利ではあるものの、「地方で起業したい」、「都外でのレンタルオフィスとして活用したい」といったニーズを有する企業だと活用しにくいのが現状です。
契約期間が固定されている
従来のオフィス同様に契約期間が固定されている点にも気をつけましょう。H¹Oの契約期間は24ヶ月で、3ヶ月前予告にて期間内での解約が可能です。初期費用・ランニングコストを抑えられるメリットがありますが、企業の従業員数や、今後の成長具合も考慮しながら契約を進める必要があります。
「H¹O(エイチワンオー)」の申込方法
H¹Oのオフィスを契約する前に、オフィス内の見学が可能です。ホームページ、あるいはメール・電話での問い合わせに対応しているため、見学希望日を伝えます。
契約を希望の場合、必要な書類を提出の上、野村不動産側で数日間の審査が行われます。審査完了後に、初期費用として「契約事務手数料:月額1ヶ月分」、「初回保証委託料:月額1ヶ月分」を支払い、館内説明やセキュリティ登録をしたあとに、利用できるようになります。
申込に必要な書類
法人企業と個人での申込で、提出する書類に違いがある点に注意が必要です。法人企業での申込の場合、事業内容が分かる書類や、印鑑証明書、履歴事項全部証明書といった書類を用意します。一方、個人で申し込む際には、身分証明書、住民票、収入証明書などを準備しましょう。
法人企業での申込
・申込書
・会社概要(事業内容・株主構成がわかるもの)
・印鑑証明書(3ヵ月以内)
・履歴事項全部証明書原本 (3ヵ月以内)
・代表者の身分証明の写し(運転免許証、パスポート等の顔写真付)
・決算書(2期分・詳細明細含む)
個人での申込
・申込書
・身分証明の写し(運転免許証/パスポート等の顔写真付)
・印鑑証明書(3ヵ月以内)
・住民票(3ヵ月以内、本籍の記載は省略)
・経歴書
・収入証明書(源泉徴収票/納税証明書等)
まとめ
野村不動産が提供するサービスオフィス「H¹O(エイチワンオー)」は、さまざまな企業の規模に合わせられるため、スタートアップ企業やフリーランスでも利用できます。また、従来のオフィスと異なり、初期費用・ランニングコストを大幅に削減できるため、経費を抑えたい企業にもおすすめです。
東京都内にしかオフィスを開設していない点に不便を感じる可能性もありますが、ビジネス街に立地していることや、充実したシェアスペースを用意しているなど、利便性に優れた点も多くあります。
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