創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年4月14日完全電動のオフロード型農業ローバー「Adam」を手がける「輝翠」が1.37億円調達

2025年4月3日、輝翠株式会社は、デットファイナンスによる1億3700万円の資金調達を発表しました。
輝翠は、農業用AIロボットを開発・提供しています。
現在、完全電動のオフロード型農業ローバー「Adam」を開発・提供しています。
AIによる自動追従や設定した2点間の移動により農作業における運搬の自動化・省人化・効率化に貢献しています。
また、農薬散布や草刈りに対応したアタッチメントにより、運搬以外の作業にも対応します。
今回の資金調達を通じ、生産体制を拡大し、「Adam」の技術開発をさらに進めます。さらに、新たな市場への展開も進めます。
日本の農業は、少子高齢化による人手不足、生産性の低下、厳しい自然環境、そして近年の気候変動など、多くの課題に直面しています。
これらの課題を解決するために、農業分野ではテクノロジーを活用する取り組みが急速に進んでいます。この「農業×テクノロジー」の領域は、「アグリテック」と呼ばれ、すでにドローンによる農薬散布や、農場の状態把握、センサーによる畑の管理などが実用化されています。
さらに、農業の効率化・省力化を実現する手段として、自律走行ロボットが注目を集めています。従来の農業機械は、作業効率を高める一方で、人の操作が必要でした。また、傾斜地や狭い場所などでは機械の使用に制約があります。
自律走行ロボットは、AIを搭載し、自ら状況を判断して走行・移動できるため、こうした環境でも活躍が期待されています。
輝翠は、農作業の省力化・効率化を実現するロボットやサービスの提供を通じ、農業の課題解決に貢献しています。
また、農業以外にも建設業など別分野への展開も目指しています。
企業・事業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Adam AI BtoB アグリ アグリテック ロボット 果樹園 株式会社 自動 自律 自律走行ロボット 資金調達 輝翠 輝翠TECH 農業 運搬 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年1月20日、DRONE SPORTS株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 DRONE SPORTSは、設備点検用ドローン「Rangleシリーズ」を企画・開発・製造してい…
2022年9月28日、株式会社PROJECT COMPは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 PROJECT COMPは、エンジニア向け給与データベースサービス「PROJECT COM…
2023年9月14日、Letara株式会社は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のディープテック・スタートアップ支援事業に採択され、約2億4,000万円の助成を受けることが…
エステートテクノロジーズ株式会社は、1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社です。 AI技術を活用し、不動産取引のニューノーマルを創…
2021年9月14日、株式会社ZENKIGENは、提供する「harutaka(ハルタカ)」において新たなサービス「harutaka インタビューアセスメント」の提供を開始したことを発表しました。 「h…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…