注目のスタートアップ

完全電動のオフロード型農業ローバー「Adam」を手がける「輝翠」が1.37億円調達

company

2025年4月3日、輝翠株式会社は、デットファイナンスによる1億3700万円の資金調達を発表しました。

輝翠は、農業用AIロボットを開発・提供しています。

現在、完全電動のオフロード型農業ローバー「Adam」を開発・提供しています。

AIによる自動追従や設定した2点間の移動により農作業における運搬の自動化・省人化・効率化に貢献しています。

また、農薬散布や草刈りに対応したアタッチメントにより、運搬以外の作業にも対応します。

今回の資金調達を通じ、生産体制を拡大し、「Adam」の技術開発をさらに進めます。さらに、新たな市場への展開も進めます。


日本の農業は、少子高齢化による人手不足、生産性の低下、厳しい自然環境、そして近年の気候変動など、多くの課題に直面しています。

これらの課題を解決するために、農業分野ではテクノロジーを活用する取り組みが急速に進んでいます。この「農業×テクノロジー」の領域は、「アグリテック」と呼ばれ、すでにドローンによる農薬散布や、農場の状態把握、センサーによる畑の管理などが実用化されています。

さらに、農業の効率化・省力化を実現する手段として、自律走行ロボットが注目を集めています。従来の農業機械は、作業効率を高める一方で、人の操作が必要でした。また、傾斜地や狭い場所などでは機械の使用に制約があります。

自律走行ロボットは、AIを搭載し、自ら状況を判断して走行・移動できるため、こうした環境でも活躍が期待されています。

輝翠は、農作業の省力化・効率化を実現するロボットやサービスの提供を通じ、農業の課題解決に貢献しています。

また、農業以外にも建設業など別分野への展開も目指しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Adam AI BtoB アグリ アグリテック ロボット 果樹園 株式会社 自動 自律 自律走行ロボット 資金調達 輝翠 輝翠TECH 農業 運搬
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

キャンプ場や宿泊施設の開発・運営などを手がける「R.project」が不動産の保有賃貸業・投資開発事業を展開する「ヒューリック」と資本業務提携
2023年5月31日、株式会社R.projectは、ヒューリック株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 R.projectは、遊休施設を活用した合宿事業、子会社である株式会社Rec…
「土屋」が介護のスキルシェアサービス「Sketter」を展開する「プラスロボ」に出資
2023年2月10日、株式会社土屋は、株式会社プラスロボに1,000万円の出資を行ったことを発表しました。 プラスロボは、介護福祉特化のスキルシェアサービス「Sketter(スケッター)」を運営してい…
ファージセラピーの社会実装を目指す「Arrowsmith」が3億円調達
2025年8月26日、株式会社Arrowsmithは、総額3億円の資金調達を発表しました。 Arrowsmithは、細菌の天敵ウイルスであるバクテリオファージを用いて、薬が効かない細菌感染症や治療に難…
自動車フリマ「カババ」を運営する「アラカン」が資金調達
2023年11月17日、株式会社アラカンは、資金調達を実施したことを発表しました。 アラカンは、中古車の個人売買プラットフォーム「カババ」を運営しています。 中古⾞の状態を専⾨の査定⼠が⾒極め、その価…
ゲームアプリ開発の「グランディング」が資金調達
2021年9月21日、グランディング株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、カジュアルゲーム開発の合同会社2DFantasistaと、3Dゲーム開発の株式会社ArAtAと業務提携の基…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集