注目のスタートアップ

「FLASH」が5億円調達 縦型ショートアニメシリーズの制作・配信事業に参入

company

2024年12月11日、FLASH株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。

資金調達にあわせ、縦型ショートアニメシリーズの制作・配信事業への参入も発表しています。

FLASHは、縦型ショートドラマやアニメ制作に特化したスタジオを運営し、コンテンツ制作に取り組んでいます。

AIやCMSを導入し、クリエイティブの効率化や分析を図っています。

今回の資金は、縦型ショートアニメシリーズの制作・配信事業に充当します。

すでに国内で人気の漫画やWebtoonを原作とした縦型ショートアニメ制作・配信を決定しています。


若年層を中心に人気を誇るTikTokは、縦型ショート動画を軸としたコンテンツを展開するSNSです。

TikTokの動画は15秒程度の短さが主流で、手軽に視聴できる点が特徴です。また、縦型動画であるため、スマートフォンをそのままの持ち方で楽しめることが大きな魅力となっています。

さらに、スマートフォン特化型コンテンツの波はデジタルコミックにも及んでいます。韓国発祥の縦型フルカラーコミック「Webtoon(ウェブトゥーン)」は、現在では世界的な人気を誇るジャンルとなり、Webtoonを原作としたドラマや映画も多くのヒット作を生み出しています。このようなWebtoonは、次世代コンテンツとしての地位を確立しています。

こうしたスマートフォン向けコンテンツの成功を背景に、最近では縦型動画を活用したフィクション作品、つまりドラマ形式やアニメーションコンテンツも増加しています。

このような背景のもと、FLASHは、縦型ショートドラマやアニメ制作に特化したスタジオを運営し、国内外の優れたIPや原作を活用したコンテンツ制作に取り組んでいます。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI CMS IP IPコンテンツ webtoon アニメ ウェブトゥーン エンターテインメント クリエイティブ コンテンツ コンテンツ制作 ショート ショートドラマ スタジオ ドラマ フィクション作品 制作 動画 原作 映像 映像作品 株式会社 縦型ショート動画 資金調達 配信
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ライブ・エンターテインメントをxR技術で拡張する「LATEGRA」が資金調達
2020年7月17日、株式会社LATEGRAは、資金調達を実施したことを発表しました。 リアルとバーチャルを融合させたライブ・エンターテインメント制作事業を展開しています。 具体的には、CGデザインや…
ベトナムのITエンジニア人材を中心としたラボ型開発事業などを展開する「freecracy」が資金調達
2023年6月19日、freecracy株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 freecracyは、ラボ型開発事業、ATS/HRIS SaaS事業、HiringTechプラットフォーム「…
制御性T細胞を用い免疫療法を開発する「レグセル」が5.5億円調達
2022年4月26日、レグセル株式会社は、総額約5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 レグセルは、制御性T細胞(Treg細胞)の活用により、自己免疫疾患治療、移植免疫、癌免疫等に…
乳幼児向けインクルーシブブランド「IKOU」開発の「Halu」が1億円調達
2022年2月24日、株式会社Haluは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 障害のある子もない子も対象とする、乳幼児向けインクルーシブブランド「IKOU(イコウ)」を開発しています。…
現場コミュニケーションのワンストップソリューション「BONX WORK」を提供する「BONX」が資金調達
2023年5月24日、株式会社BONXは、資金調達を実施したことを発表しました。 BONXは、現場コミュニケーションのワンストップソリューション「BONX WORK」、一般向け音声ソリューション「BO…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集