注目のスタートアップ

「シェアリングエネルギー」が屋根置き低圧分散型太陽光発電システムのプロジェクトファイナンスとして20億円調達

company

2024年10月15日、株式会社シェアリングエネルギーは、屋根置き低圧分散型太陽光発電システムをもとにしたプロジェクトファイナンスについて、20億円の資金調達を実施したことを発表しました。

フィンテック グローバル株式会社をアレンジャーとし、株式会社格付投資情報センターからBBBの格付を取得した上で、第一生命保険株式会社、株式会社七十七銀行、株式会社みずほ銀行から計20億円の調達を実施しました。

シェアリングエネルギーは、太陽光発電システムの第三者所有サービス「シェアでんき」事業を展開しています。

戸建ての屋根を借りるモデルにより初期費用無料で太陽光発電システムを設置するサービスです。

入居者は電気(自家消費課金)を1kWhあたり22円~(税込)で利用でき、15年経過後は太陽光発電システム一式が無償譲渡され余剰売電収入を受け取ることができるという仕組みです。

今回の資金は、今後のサービスのさらなる拡大に充当する予定です。


2015年9月の国連サミットで、SDGs(持続可能な開発目標)が全会一致で採択され、世界規模で社会課題の解決に向けた取り組みが進められています。

とくにエネルギー問題は大きな課題です。化石燃料が近い将来枯渇する可能性があることや、火力発電による温室効果ガスの大量排出から、太陽光や風力といった持続可能な再生可能エネルギーへの転換が進んでいます。国内でも技術革新による発電効率の向上や福島第一原発事故後の原発停止による電力不足が、再生可能エネルギー普及を後押ししています。

太陽光発電システムは住宅の屋根などのスペースに設置可能で、発電効率が高まり、コストパフォーマンスの面でも優れています。しかし、初期費用は平均200万円ほどで、蓄電池を設置するとさらにコストがかさむため、導入をためらう人も少なくありません。さらに故障時や定期メンテナンスの費用も考慮する必要があります。

こうした背景の中で、シェアリングエネルギーが提供する「シェアでんき」は、第三者所有モデルとして、戸建て住宅の屋根を借りる形で太陽光発電システムを設置するサービスです。このサービスでは、契約者の自家消費電力以外の余剰電力を売電し、その収入を得ることで、契約者の電気代を通常より安く抑えられます。また、10年または15年後には、自家消費分と売電収入が得られる仕組みとなっています。

このように初期費用を抑えられるため、サービスの認知度向上により、さらに利用者が増加すると見込まれています。

事業の大きな成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ エネルギー サービス システム 再生可能エネルギー 太陽光発電 株式会社 蓄電池 資金調達 電気
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2026年最新版・税理士監修】会社設立の流れがわかる!やることリスト完全版 失敗しない手順まとめ
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【起業準備】起業準備の10箇条|会社設立の手続きと進め方を司法書士が徹底解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
NPO法人設立サムネイル
【2026年最新】NPO法人の作り方|費用・条件・手順をまとめて解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

飲食店向けに野菜・果物などの食材を配送する「ベジクル」が資金調達
2024年2月29日、ベジクル株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ベジクルは、業務用野菜の卸売や、青果流通事業者の出荷準備までの事務オペレーションのオンライン受託(BPaaS)、飲食店…
コミュニティサイト・アプリを開発・運用できるシステム「CSエリート」を提供する「CS Technologies」が1.1億円調達
2023年7月8日、株式会社CS Technologiesは、総額1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 コミュニティ作成・運営を実現できるカスタマーサクセスプラットフォーム「CS…
自然共生型ホテルを展開する「BLANC」が15億円調達
2023年12月12日、株式会社BLANCは、約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、PODキャピタル株式会社です。 トレーラーハウスを活用して移動可能な居室を開発し、それをホテ…
漫画に特化した深層学習モデルを開発する「オレンジ」が2.5億円調達
2023年7月27日、株式会社オレンジは、総額約2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オレンジは、コンピュータービジョンや自然言語処理を中心に、漫画特化のさまざまな深層学習モデル…
一次産業向けの人材支援サービスなどを展開する「YUIME」が4.4億円調達
2025年1月20日、YUIME株式会社は、総額4億4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 YUIMEは、一次産業のインフラとしての人材支援サービスを核にプラットフォームの提供を目指して…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳