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2024年9月4日バイオマスCO2吸収材を手がける「ベホマル」が資金調達

2024年9月2日、株式会社ベホマルは、資金調達を実施したことを発表しました。
ベホマルは、プラスチックをCO2吸収化させる樹脂用添加剤「バイオマスCO2吸収材」の開発・製造・販売を行っています。
添加剤としてプラスチックに混ぜることで、CO2を吸収するプラスチック製品を生み出すことができます。
このプラスチック製品は、常温常圧でCO2を吸収し、80度以上の熱で放出するという特徴を有しています。吸脱着はくり返し行うことができます。
また、添加剤は植物由来原料であり、プラスチック使用量削減にも貢献します。
今回の資金調達により、材料開発に用いる設備投資、人材採用を進めます。また、パートナー企業との実証実験に必要な供給量を確保するための研究開発を行います。
温室効果ガスの一種である二酸化炭素は気候変動の要因のひとつとして考えられており、世界的に排出抑制に向けた取り組みが進められています。
脱炭素化の取り組みにはさまざまなものがあります。たとえば、化石資源は採掘から利用までの間で大量の二酸化炭素を排出するものであることから、より環境の優しい資源・素材への転換が進められています。
こうした状況下で、根本的なソリューションとして、二酸化炭素を回収する技術(DAC:直接空気回収技術)の研究開発が進められています。
ベホマルは、プラスチックに添加することで二酸化炭素を吸収する性質を付加できる「バイオマスCO2吸収材」により、日常的に二酸化炭素を回収利用することが当たり前となる社会をつくることを目指しています。
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