創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年8月28日「SBIホールディングス」と「Preferred Networks」が次世代AI半導体開発等に向け資本業務提携

SBIホールディングス株式会社と、株式会社Preferred Networksは、資本業務提携に関する基本合意書を締結したことを発表しました。
Preferred Networks(PFN)は、AI技術の実用化に必要なハードウェアからソフトウェアまでを垂直統合で開発・提供するスタートアップです。
AI半導体の設計・周辺ソフトウェア開発・自社AI半導体を用いたスーパーコンピュータの開発から、生成AI基盤モデルの構築、それらを応用したアプリケーションの開発を行っています。
2023年から、自社AI半導体を用いた計算基盤を外部ユーザーに向け提供しています。
今回の基本合意にもとづき、以下の項目で業務提携を検討していきます。
・PFNの次世代AI半導体の製品化に向けた共同研究ならびに開発
・PFNの次世代AI半導体の製造プロセスにおける後工程の連携
・PFNの資金調達等のファイナンス協力
AI半導体とは、深層学習モデルの処理に適したプロセッサーのことです。
具体的には、GPUや、FPGA(Field Programmable Gate Array)、AI処理専用チップ(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)のことを指します。
このAI半導体は、生成AIを含むAIのニーズの急激な上昇によって世界中で需要が高まり、供給が逼迫しています。今後もAIのニーズは高まり続け、それに伴って電力消費が増大することが予測されています。
この増大する電力消費は、環境対策に力を入れる国際社会としては無視できるものではなく、高性能でありながら省電力なAI半導体の供給が求められています。
ビジネスを成長させるには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関する情報を掲載しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI AI半導体 BtoB Preferred Networks SBIホールディングス ハードウェア 半導体 株式会社 資本業務提携 開発 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年3月29日、株式会社クリィは、総額4,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クリィは、セキュリティシステム「KEE ゼロトラスト暗号」を提供しています。 機密データすべてを暗号…
2020年10月5日、株式会社ファン・ナウ・ジャパンは、株式会社エビソルと業務提携したことを発表しました。 ファン・ナウ・ジャパンは、台湾発東アジア最大級の都市型レジャーの即時予約アプ…
2024年11月5日、Tokyo Artisan Intelligence株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は4.1億円となりました。 Tokyo A…
2024年12月4日、株式会社プレカルは、総額2億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 プレカルは、薬局向けクラウド型レセコン「プレカルレセコン」や、処方箋入力代行サービス「preca…
2025年5月21日、株式会社SUN METALONは、総額約13億円(910万米ドル)の資金調達を発表しました。 SUN METALONは、金属の製造・リサイクル工程のCO2排出量を大幅に削減する技…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…