創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年7月17日インバウンド商談SaaSを提供する「immedio」が3.5億円調達

2024年7月17日、株式会社immedioは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
immedioは、インバウンド商談SaaS「immedio(イメディオ)」を提供しています。
商談の自動獲得、商談の自動割り振り、追客の自動化、カスタマージャーニーの改善、インサイドセールス業務の効率化、リード情報の取り込み・CRM連携を通じ、インバウンド商談の獲得効率を改善するSaaSです。
問い合わせや資料請求直後に、Webサイト上のポップアップで営業担当の空き時間をリアルタイムで提示し、ワンクリックでアポイントメントを取ることができる機能を特徴としています。
また、顧客情報・企業情報・商談履歴などをもとに、自動で適切な営業担当を判定するマッチング機能も特徴としています。商談が不要と判定された場合は日程調整のポップアップは表示されないため、無駄な商談が入ることも防止しています。
今回の資金調達により、新しいバーティカルでのPMFの模索、インバウンド商談をさらに加速する新機能の開発を進めていきます。
従来のBtoB営業における新規顧客開拓では、飛び込み営業やテレアポが代表的な手法でした。しかし、コロナ禍によりこれらの「足で稼ぐ」営業は難しくなり、急速に営業のデジタルシフトが進みました。
オンラインでの新規顧客開拓では、Webサイトの運営、広告、展示会、イベント、メールマガジンなどの宣伝戦略を駆使して顧客の購買意欲をかき立てるインバウンド営業が主流です。
とくにWebサイトにおける資料請求や問い合わせは、プロダクト・サービスに興味を持った顧客との接点であることから、この部分で顧客を取りこぼさないことが重要です。
しかし、Webフォームを通じた連絡には時間がかかり、電話に出てもらえない、メールに返信してもらえないといった問題によって機会損失が発生するという問題を抱えています。
「immedio」は、このWebフォームを利用する見込み顧客に対し、担当者との商談をスムーズに設定することで、効率的なインバウンド商談獲得を支援しています。
事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB immedio Web Webフォーム アポイントメント イメディオ インバウンド商談 スケジューリング フォーム マーケティング 商談 商談獲得 営業 日程調整 株式会社 自動化 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年5月17日、株式会社VARKは、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 バーチャルライブプラットフォーム「VARK」を運営しています。 バーチャル空間でライブイベントを楽しめるサ…
2023年9月19日、MNTSQ, Ltd.は、10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 出資者は、ALL STAR SAAS FUNDです。 MNTSQは、契約業務を変革するサービス「MNT…
2021年4月5日、PayPay銀行株式会社は、関係当局から商号変更に係る認可を取得し、2021年4月5日にジャパンネット銀行から社名を変更し、PayPay銀行として営業を開始したことを発表しました。…
2022年10月24日、Willbox株式会社は、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Willboxは、国際物流プラットフォーム「Giho」を運営しています。 大型貨物(工業製品)を…
2023年1月16日、株式会社Mitekiは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、サイバーステップ株式会社です。 Mitekiは、LINEで動くスーパーアプリ型のオンラインサロンプラット…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…