「農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業のうちGFP大規模輸出産地生産基盤強化プロジェクト」公募

subsidy

2023年11月30日、農林水産省は、令和5年度「農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業のうちGFP大規模輸出産地生産基盤強化プロジェクト」の公募について発表しました。

規制の緩やかな輸出先国・地域への依存からの脱却を図り、規制の厳しい新たな輸出先国・地域を対象に生産から現地販売までの一気通貫したサプライチェーンを確立するため、地域の関係事業者で組織する輸出推進体制の下、海外の規制・ニーズに対応したグローバルに通用する持続的な生産への転換や流通体系の転換に取り組み、国内生産基盤の維持・強化を図る大規模輸出産地のモデル構築を集中的に支援します。

この公募では、「プロジェクトの管理・運営」を担う実施主体(補助事業)を募集します。

プロジェクトの管理・運営

「GFP大規模輸出産地生産基盤強化プロジェクトの実施」における「地域の関係者による輸出推進体制の組織化」と「生産・流通体系の転換を通じた大規模輸出産地のモデル構築」を実施する間接補助事業者の公募選考会の開催、本事業の管理運営、GFP等との連携によるプロジェクトのサポート、プロジェクトの進捗状況に係る意見交換等の企画運営や進捗状況の整理、プロジェクト成果の調査分析、大規模輸出産地モデルの他地域への横展開や海外への発信等を図るための都道府県等との連携体制の構築や成果発表会の実施等。

公募期間

2023年11月30日(木)~2023年12月15日(金)17時00分


日本の農林水産物や食品は、その卓越した品質と味わいにより、国内外で高い評価を受けています。

さらに、農林水産物や食品の輸出額は年々増加し、2021年には初めて1兆円を達成しました。

国内では、少子高齢化に伴う人口減少が予測され、これが食品需要の低下や市場の縮小につながると考えられています。

そのため、今後も農林水産業や食品業界を発展させるためには、積極的に海外市場を開拓することが不可欠です。

近年では、最大の輸出国であった中国が、原発処理水の海洋放出を理由に輸入規制を行っており、水産物において大きな影響が生じています。

こうした中で、規制の緩やかな輸出先国・地域への依存からの脱却を図り、規制の厳しい国においても、市場を確立することが重要となっています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ グローバル サプライチェーン モデル 大規模輸出産地 海外展開 生産物 販路拡大 輸出 農林水産
詳細はこちら

令和5年度農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業のうちGFP大規模輸出産地生産基盤強化プロジェクトの公募について(令和5年度補正予算)

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
事業計画書とは?書き方の18ステップやメリットを解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

抹茶の飲用機会をグローバルに広げる「World Matcha」が約1億円調達
2019年12月5日、World Matcha株式会社は、総額100万ドル(約1億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 新しいソリューションを通じ、抹茶の飲用機会を世界的に広めていくことをミッ…
産直通販サイト「食べチョク」運営の「ビビッドガーデン」が13億円調達
2022年6月14日、株式会社ビビッドガーデンは、総額約13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ビビッドガーデンは、日本最大の産直通販サイト「食べチョク」、法人向けサービス「食べチョク fo…
スマート水産養殖の「ウミトロン」が12.2億円調達
2022年6月7日、UMITRON PTE. LTD. (所在地: シンガポール)とウミトロン株式会社は、総額12億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ウミトロンは、水産養殖にAI…
令和6年度(第20回)「若手農林水産研究者表彰」候補者の募集が開始
農林水産省は、令和6年度(第20回)「若手農林水産研究者表彰」の候補者の募集を開始しました。 農林水産省は、農林水産業及び関連産業の研究開発について、その一層の発展及びそれに従事する若手研究者の一層の…
グローバルコミュニケーションアプリ「Sail」や日本への就職/移住をワンストップでサポートする「世話カツ」などを手がける「Helte」と「ツナググループ・ホールディングス」が資本業務提携
2023年8月9日、株式会社ツナググループ・ホールディングスは、株式会社Helteと資本業務提携を行うことを発表しました。 Helteは、外国人と日本人を結び付けるオンラインコミュニケーションサービス…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集